芸術家にとって、女性器をテーマとして扱うなと言われることは、「この絵の具の色を使うな」と言われるようなものです。それは、「この絵の具の色は使ってはならない」と言われたまま、絵を描き続けなくてはならないのとすごく近い。 女性器は、色々なもののシンボルとされています(男性器もそうですが)。ジェンダーの違いを表すシンボルとして、何かものが生まれてくる場所として、それを形として使えないままというのはおかしい。 私自身にも、女性器が関わるアートのアイデアが10個も、20個もあります。このままだと、それを日本で発表できないというような、萎縮の要因になってしまいます。 今回の裁判はすごく意義があるものだと思ったので、意見書の話をいただいて是非、と思いました。 意見書ではもし今回、有罪になってしまったら、日本の芸術の未来はすごく悪くなる、という話を色々な芸術作品を例に挙げながらしました。 これまでも大勢の
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