アキバ危機! 大衆化で“電波系オタク”離れ加速か 「今は完全に観光地」 ここ数年で風景が激変している東京・秋葉原(クリックで拡大) 東京・アキバでまた1つ、いや2つ、「昭和の電気街」の象徴が消えようとしている。先月30日、最古参のPC(パソコン)ショップ「ツクモ」が民事再生法を申請、3日には老舗の「石丸電気」PC館が、売り上げ不振で閉店に追い込まれた。オタク文化のメッカとして大衆化が進むアキバだが、一方で本家“電波系オタク”のアキバ離れも加速している。 ここ数年、アキバの風景は激変した。再開発による見た目の変化は当然だが、古くから通うファンにとって、それ以上に急変しているのが、電気街の顔ともいえる老舗ショップや小規模パーツ店の消滅。相次いで民事再生、倒産、買収などの憂き目にあっているのだ。 今回のツクモ、石丸以前にも、「ヤマギワソフト」は「ソフマップ」にとって代わり、「ロケット」