16日午後5時40分ごろ、東京都江戸川区で停電が発生し、一時、約2万4500世帯への電力供給が停止した。東京電力によると、変電所で設備トラブルがあったとみられ、同社で原因を調べている。 別の電力系統から送電を行うなどの仮復旧を進め、午後7時現在、停電世帯は約900世帯に減った。全面復旧のめどは立っていないという。 同社によると、停電になったのは江戸川区篠崎町、上篠崎などの一帯。 警視庁小岩署によると、環状7号線など主要道路で最大約40分にわたり、信号が消え、署員約15人が出動して誘導にあたった。 東京都交通局によると、区内を走る都営新宿線では篠崎駅を含む5駅で券売機や自動改札機、エレベーターなどが一時停止。閉じ込めなどの被害はなかった。 医療機関への影響は少なく、東京臨海病院(同区臨海町)では1〜2秒程度の間隔で、3回ほど電灯が点滅を繰り返したが、医療器具に支障はなかった。 ま