(CNN) インターネット上で過去最大規模といわれるサイバー攻撃が発生し、世界中のユーザーがサービス速度低下などの問題に見舞われた。 サイバー攻撃は、欧州を拠点とする非営利の迷惑メール対策組織「スパムハウス・プロジェクト」を標的として始まった。スパムハウスは今月に入り、迷惑メールの大量送信業者にサービスを提供していたと同社が見ているオランダのサイーバーバンク社をブラックリストに登録。これをきっかけに両者の間で争いが続いていた。 インターネットセキュリティー企業のクラウドフレアは、スパムハウスから先週、大規模攻撃に見舞われてサイトがダウンしたと連絡があったことを明らかにした。 セキュリティー専門家によれば、今回の攻撃には分散型サービス妨害(DDoS)と呼ばれる攻撃手法が使われた。しかし一般的なDDoS攻撃に比べてさらに高度な手口でネットインフラが攻撃され、無関係のサイトでも速度が低下したとい
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