ブックマーク / blog.tinect.jp (340)

  • 最新のテクノロジーが搭載された靴はいいぞ!値段も安いし。

    世の中には様々な面白いものがあるが、個人的にいまホットだと思っているジャンルの一つにがある。 が面白いなと思う理由の一つは履き心地が如実に異なるという事だ。 僕はあまりファッションに興味がなく、も「どれもそんなに履き心地は大きく変わらんやろ」と思っていたのだが、オールバーズのTree Dasherというを履き自分の考えがとんでもなく誤っていた事を認識した。 オールバーズはいわゆるシリコンバレーな企業の一つで、サステナビリティーをかかげてブランディングをしかけている企業である。 僕はこの手のエコ推しみたいなのが胡散臭くて嫌いなのだが、まあ物は試しにとショップに出かけ、試着してみてマジで衝撃をうけた。 何が凄いって、とんでもなく地面へのグリップ感が柔らかいのだ。 それまで色々なを履き、多少は硬いとか柔らかいとか思う事はあったが、ここまでフワッと地面を捉えるような履き心地を経験した事は

    最新のテクノロジーが搭載された靴はいいぞ!値段も安いし。
  • 「心の健康」という観点からは、仕事は、趣味や気晴らしなどと関係ないほうがいい。

    ゴハンスキーは日常生活にあるの喜びのようなものをエッセイテイストで描いたものだ。 グルメ・グルメした美的なものというよりも、セブンイレブンマニアが妙に情熱的にセブンイレブンの良い商品を語りまくるといったような日常生活にコッソリと隠れているの喜びを語り尽くすタイプの作品で、誰が読んでも楽しめる作風となっている。 この漫画、普通の作品としても非常に優れているのだが途中からの妙な踏み外しっぷりが異彩を放っており、そこがまた非常に素晴らしい。 1巻~3巻あたりはいい意味でキレッキレの内容なのだが、途中から妙に切れ味が悪くなってきて、その段階で読者は「ん?」とまず異変に気がつく。 そして4~5巻に到達する頃になると筆者もこの漫画に対するやる気の無さを隠そうとしなくなり、終わり近くになるとぶっちゃけトークとして編集部に 「頼むからこの漫画を辞めさせて欲しい」 と漫画の中で言い始める始末である。

    「心の健康」という観点からは、仕事は、趣味や気晴らしなどと関係ないほうがいい。
  • 宗教なき社会の「戒律」としての、ドラッカー、自己啓発、心理学

    先日、旧知のブロガーの方とzoomをやる機会があり、昨今のインターネットや新型コロナウイルス感染症について、いろいろな意見交換をした。 そうしたなかで、何の脈絡か、宗教の代替物の話になった。 たとえばニセ科学が宗教の位置におさまっていたり、ときには科学そのものが宗教の位置におさまっていることがあるよね、といった話でひとしきり盛り上がったのだった。 と同時に、戒律を伴った正真正銘の宗教は、欧米のキリスト教離れにせよ日の仏教離れにせよ進んでいるよね、なんだか戒律の乏しいスピリチュアルなものが流行っているよね、といった話も出てきた。 宗教には色々な役割があるが、一般に、現世利益や来世利益をうたっているだけではない。 宗教は、その信徒に守るべき戒律を与える。 戒律には宗教団体や宗教共同体を守る機能だけでなく、信徒自身の社会生活や社会的評価を守る機能もある。 なんにせよ、宗教というからには戒律がつ

    宗教なき社会の「戒律」としての、ドラッカー、自己啓発、心理学
    kounotori0305
    kounotori0305 2021/07/15
    戒律を遵守するとカッコイイものと読み解くと確かに感はある
  • 脳に電極を突き刺して刺激したら精神疾患が治ったという話

    書は脳に電極を突き刺し、電気で刺激を与える治療の創始者であるロバート・ヒースの生い立ちを追ったものである。 「脳に電極を突き刺す」だなんて…いかにもマッド・サイエンティスト的だが、実はこの深部脳刺激(DBS)という治療はいま現在最もホットな治療法として注目を集めているものだ。 今まで治療法が無かった精神疾患や神経疾患に対して抜群の効果があるとの事でかなり真剣に協議されているのだという。 書の主人公ともいえるロバート・ヒースがこの治療法を始めたのは今から60年近く前の1950年代だ。 そしてその治療内容が実に凄い。 何が凄いって治療を通じて人間の人格すら変革させているのである。 多くの読者は冒頭に出てくる”治療された”同性愛者の姿をみてぶったまげるだろう。 同性愛者に深部脳刺激(DBS)を用いて治療すると、なんと異性愛を目覚めたというのである。 脳に電極をぶっ刺して刺激すれば、人間は性的

    脳に電極を突き刺して刺激したら精神疾患が治ったという話
  • 陰謀論にハマっている人達は、たぶん、ものすごく知的な活動をしていると思ってる

    今から15年ほど前、ロジカル・シンキングというものが流行っていた。 ロジカル・シンキングを紹介していた達は「論理的に物事を考えられれば、自由な発想がいくらでもできるようになる」といった事を謳っていたように記憶している。 僕も興味をもって何冊か読んでみたのだけど、これがまるで役にたたなかった。 コンサルファームあたりで激詰めされながら職業訓練をうければまた話は違うのかもしれないけど、少なくとも素人が論理的に物事を考えた所で何も変わらない。 少なくとも僕に限って言えばだが、論理的に物事を考えてもまったく思考は展開しなかった。 「なんか違うんだよな」と随分長い間考えていたのだけど、最近ようやくその違和感の正体がつかめた。 今日はその話をしようかと思う。 アイディアは論理的思考では積み上がらない かつて僕はアイディアというものは論理的思考の積み重ねでもって展開するものだと思っていた。 図解すると

    陰謀論にハマっている人達は、たぶん、ものすごく知的な活動をしていると思ってる
  • 誰でもラクチンにやれる!自炊の本質

    「何かべたいものある?」 自炊生活において、この質問ほど答え続けるのに難しいものはない。 数日なら「カレー」とか「唐揚げ」とかアレコレ言えなくもないが、これが10日20日も続くとかなりウンザリする。 故に冒頭の質問に対する多くの人の回答はこうなる。 「何でも良いよ」 しかし…この”何でもいい”は時に人を怒らせる。 「その、何でも良いって答えが1番困るんだよ!」 「メニューを考えるの面倒くさすぎ!自炊なんて大嫌い」 今日もどこかの家庭で起きていそうなやり取りではあるが、これは自炊というものに対する捉え方を誤っているが故に生じる不幸だ。 自炊はちょっとしたコツを押さえてしまえばそこまで難易度の高いものではない。むしろ日常生活の中でも、かなり楽しい作業のうちの一つだ。 というわけで今日は誰でもラクチンにやれる自炊の質を書いていこうかと思う。 欲を使って、材の声を聞け 自炊をやたらと難易度

    誰でもラクチンにやれる!自炊の本質
  • 人生の妙味は「長いこと続けてみて、ようやく本当の面白さがわかる活動」にあり。

    世の中にはパッと見では全然面白そうにないが、やってみるとハマるタイプのものがある。 そのうちの一つに勉強がある。 作家であり元名古屋大学助教授であった森博嗣さんは大学3年生の頃までは勉強が大嫌いだったそうだが、大学4年生になって研究と出会い人生観が一変したという。 <参考 勉強の価値> それまで勉強に何の面白みも感じられなかったというのに、研究と出会った途端に寝を忘れる程に勉強が好きになってしまったというのだ。 人間の知的好奇心というものは無限・底なし 森さんはいったい勉強の何が楽しかったのだろうか? 森さんはその問いに対して、世の中で誰も解決していない問題を解く事の喜びを挙げる。 「世界で自分が最初に発見するという事の快感は他には代えがたい」 誰も答えをしらない問題を解く事の面白さは凄まじいそうで、森さんは大学に勤務し勉強を仕事にしてから毎日16時間大学で”勉強”をしていたという。 彼

    人生の妙味は「長いこと続けてみて、ようやく本当の面白さがわかる活動」にあり。
  • ジオシティーズの閉鎖で消えた「わからん科目攻略法」が、埋もれるのがもったいないので、ここで紹介する。

    かつて「​ワンランク上の勉強法」というサイトで”わからん科目攻略法”というものが紹介されていた。 これは非常に有用な技術なのだが、現在はジオシティーズの閉鎖に伴い閲覧不可能である。。 このまま埋もれてしまうにはあまりにも勿体ないので簡単に紹介し、今日はその技術を土台として自分の頭でモノを考えるという事がどういう事なのかを書いていこうかと思う。 最近全然頭使ってないなという人には参考になるかもしれない。 難しい概念にぶち当たったら、理解しようと思わないで10回読め あなたが物理の勉強を始めたと仮定しよう。 物理は難しい。 分野によっては一読しただけでは何が書いてあるのかサッパリ理解できない事も多い。 高校生の頃に早々に脱落してしまった人も多いだろう。 この難しい科目を”わからん科目攻略法”は「理解しようと思わずに毎日ただ目を通して10回ぐらい読め。そんで11回目にわかろうと思って読め」と説く

    ジオシティーズの閉鎖で消えた「わからん科目攻略法」が、埋もれるのがもったいないので、ここで紹介する。
  • 瞑想は、心が悲鳴をあげた時にやるべきものであると分かった。

    いろいろあって最近物凄く忙しい生活が続いている。 具体的に言うと週休一日以下で、毎日ほぼ仕事しかしていない。 最初の頃は「頑張ってりゃそのうち慣れるだろ」と気楽にやっていたのだが、一ヶ月ほどこの生活を続けていたところ、胸の奥に拭い去れない苦痛のようなものが宿るようになってしまった。 現時点でこの苦況を完全に乗り切れているとは言い難いのだが、最近になってほんのちょっとだけ頑張れるコツみたいなのが見出だせてきた。 今日はそれについて書こうかと思う。 似たような境遇に居る人の参考になれば幸いである。 人は心に余裕が無くなると、遊べなくなる これまでは比較的時間に余裕があったので、時間をかけて脳の疲労を取り除く事ができた。 具体的に言えばダラダラTwitterをしたりアクションゲームに没頭したりしていれば、ゆっくりとではあるが心が回復した。 だが現在はそんな事をする余裕が無い。 あまりにも忙しすぎ

    瞑想は、心が悲鳴をあげた時にやるべきものであると分かった。
  • 清貧なんてクソ喰らえ

    「頭がいいからという理由だけで18歳程度の子供が医学部を目指すのは間違っていると思うんですけど、どう思いますか?」 医者をしているという事もあってか、時々こんな事を尋ねられる事がある。 この問いに「そうですね」と答えるのは簡単だ。 実際、医療業界は結構特殊な世界である。 金銭目的だけで入ると後々苦しくなる事も多いだろう。 けど、それは選んでいる側の質を捉えていない発言でもあるなと思う。 多くの頭がいい若者が地位とか年収に惹かれて医学部を目指すのは、なにも強欲だからではない。 そういう人だって一定数はいるだろうが、だいたいの学生はピュアだ。 ではなぜそのピュアな学生が医学部を目指すのかといえば、幸せになりたいからである。今日はその話をしよう。 多くの若者は金に目がくらんでるのではなく、不幸になりたくないだけ 幸せになるのは一筋縄ではいかない。 だが不幸になる方法はとても簡単だ。貧乏になれば

    清貧なんてクソ喰らえ
  • ホワイトだけど息苦しい日系企業。成果主義だけど自由で多様なグローバル企業。どちらがいい?

    多様性という言葉がある。 現代社会において、多様性は”善”として語られる事が多い。 しかし当に多様性は”善”なのだろうか? ぼほ日人のみで構成され、日語のみを用いて日で暮らしている私達にとっては、むしろどちらかというと単一文化の方が優れているように思う機会の方が多いはずだ。 「多様性とかストレスの源やん。なんでみんなそんなに多様性を”善”と崇め奉ってるんだ?」 最近まで僕はそう思っていたのだが、つい最近友人から仕事における興味深い話を聞き、多様性がどういった時に領を発揮するのかのヒントを得た。 今日はその話をしようかと思う。 世の中には売り上げを求められない世界があった その友人はかつて物凄く忙しいブラック企業に勤めていた。 ブラック企業では膨大な量の仕事を裁き続け、成果を出す事のみを求められ続ける過酷な日々を過ごしていたという。 数年たって無茶苦茶な量の仕事をやり続けるのが嫌に

    ホワイトだけど息苦しい日系企業。成果主義だけど自由で多様なグローバル企業。どちらがいい?
  • 強者とは、優秀な者ではなく「生き残って子孫を残した者」のこと。

    最近「生き残った種って、その他の淘汰されてしまった種と何が違ったんだろう?」という疑問が膨らみ、進化のを読んでいた。 今日はそこから得た学びを共有しようかと思う。 進化は地味~な作業の積み重ね みなさんは進化と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべるだろうか? 僕は子供の頃にやったポケットモンスターの影響なのか、進化と聞くと個体が急激に成長し優秀になるという印象が強かったのだが、つい先日”人体600万年史:科学が明かす進化・健康・疾病”というを読んでその認識を改めた。 <参考 人体600万年史:科学が明かす進化・健康・疾病 | ダニエル・E・ リーバーマン> ハーバード大学教授のダニエル・E・ リーバーマンいわく、進化とは”時間を経ての変化”。ただそれだけの事だという。 私達は繁殖を行い子供を成す生き物だが、その過程で子供を残せる個体と子供を残せない個体に必然的に別れてしまう。 こうな

    強者とは、優秀な者ではなく「生き残って子孫を残した者」のこと。
  • 相手にキチンと興味を示し、注目する。それが大人の役割なのかもしれない

    人間には能力差がある。 賢く生まれる人間もいるし、その逆もまた然りだ。 中学生の頃、頭のいい人間が一晩二晩程度の勉強で凡人をゴボウ抜きする姿を何度も目にする度に「世の中はなんて不平等なのだろう」と思った。 こんなにも歴然と能力差をみせつけられると…なんか「ロースペック人間がコツコツやる理由なんてなくない?」と思ってしまわない方が難しい。 ウサギ型人間がほんのちょっとの努力でカメをギュンと周回遅れにできるのなら、カメ型人間が頑張る意味はあるのだろうか? 「バカが頑張る意味なくない?」 「ってか地頭がいい人間が気になって頑張れば、なんだって出来るだろ」 「はぁ…なんか人生アホくさくなってくるな…」 こんな事を考えた事がある人もいるだろう。世の中は実に理不尽である。 しかし最近になって、どうも人生は上のようには簡単ではないらしいという事がわかってきた。今日はその話をしよう。 物凄く頭がよくて、

    相手にキチンと興味を示し、注目する。それが大人の役割なのかもしれない
  • 礼節や稟議・根回しは、やりすぎかと思うぐらい徹底して丁度いい

    大学時代の話だ。 部活の飲み会にて好みのタイプを聞かれ 「好みのタイプは特にありません。けど、嫌いなタイプはハッキリしています」 「僕の事を嫌いな人が大嫌いです」 と言った事がある。 それを聞いていた上級生が 「お前は子供か!好き嫌いで人を判断するな!!!」 と答えたのだが、僕はこの言葉に結構長い間モヤモヤしていた。 なぜモヤッとしていたかというと、多く人は好き嫌いで意思決定を行っているとしか思えなかったからだ。 人間は必ず感情に影響されて意思決定を行っている そのモヤモヤは働き始めた後により強固となった。 詳細は控えるが、僕は仕事で意思決定が好き嫌いに依存している人をあまりにもたくさんみすぎた。 この事で心の底から 「人に好かれる事は得しかないが、人に嫌われる事は損しかない」 という事を理解した。 実は感情が意思決定の大きな部分を担っている事は脳科学的にも証明されている。 ポルトガルの神

    礼節や稟議・根回しは、やりすぎかと思うぐらい徹底して丁度いい
  • 「一発屋の苦しみ」を覗いてみた。

    彼の事を知らない人もいるだろうから簡単に説明すると、山田さんはいわゆる一発屋芸人というやつである。 髭男爵というコンビ名で貴族のような出で立ちをしたヒゲ男が「ルネッサーンス」の登場挨拶と共に乾杯を連続する芸風をみたことがある人もいるだろう。 このはそんな彼の人生を辿っていくものだが、彼の人生はその明るい芸風とは逆に波乱に満ちたものとなっている。 彼はある事件をキッカケにヒキコモリ生活へと突入するのだが、ヒキコモリ生活に突入した後に彼が放った一言が実に重い。 「人生、余っちゃったなぁ」 成功しても人生は仕上がらない 現代社会は若くして成功した人が実によくスポットライトを当てられる。 僕は若い頃、彼・彼女らをみてよくこう思った。 「いいなぁ、若くして人生が仕上がって」 「きっとこれから夢のように楽な日々が続くのだろうな」 「はぁ…僕もサッサと人生というゲームをクリアして、楽になりたい」 しか

    「一発屋の苦しみ」を覗いてみた。
  • 「今日は重大な決断をした」とつぶやくのは気持ちがいい。

    以前から「妙に勘が冴えてる人」の事が不思議で仕方がなかった。 身近にも「よくこんな難しい病気を診断できるな」というタイプの医者が数名いるのだが、彼らは多くの人がスルーっと落とし穴を見逃す中で 「ここ、ちょっと変じゃないですか?」 とズバッと指摘するのである。 あの姿を見るたびに 「そもそも、なんでそんな所に目がいくの?」 とずっと疑問に思っていた。 「あれを自分もできるようになりたい」 そう思いコツのようなものを当人に問いただした事もあるのだが、みな口を揃えて「なんかピンとくるんだよね」などの曖昧な事しか言わない。 当に長い間あの秘密が気になって気になって仕方がなかったのだが、つい先日読んだの中にその回答がやっとこさ見つかった。今日はその話をしよう。 入念に入念を重ね続けられる人だけが「ピンとくる」 これは、“あなたの生産性を上げる8つのアイディア”というに載っていた話だ。 この

    「今日は重大な決断をした」とつぶやくのは気持ちがいい。
  • 何十年もサザエさんを見て、ようやく「カツオは波平をコントロールしている」と気づいた。

    実は以前から違和感しか覚えないアニメがあった。サザエさんである。 「そもそもこれ、面白くもなんもないだろ」 「それなのに長寿番組って、どういう事?」 「みんな、何がみたくてサザエさんにチャンネルを合わせるんだ?」 何度視聴しても、これ以上の感想が思いつかないのである。 だが最近になって色々と手痛い失敗をし、サザエさんの凄みがようやくわかってしまった。今日はその話をしようかと思う。 凡人でも注視してもらえる世界は人を安心させる サザエさんの世界は実はとてつもないファンタジーである。 あの番組は人間が人間を無視しない。 無視しないだけではなく、みんなが何らかの形で注目をキチンと当ててもらえる。 現実世界において人の注目を集めるというのは結構難しい。 いい意味で、話題の中心になれる人物というのは何らかの華がある。 現実世界において、多くの人は注目する側だ。少なくとも注視される側ではない。 そして

    何十年もサザエさんを見て、ようやく「カツオは波平をコントロールしている」と気づいた。
  • シン・エヴァンゲリオンをみて、普通の幸せに落ち着かない事の難しさを痛感した話

    3/8に庵野監督のシン・エヴァンゲリオンをみた。 まず最初に断っておくと、この映画について内容という意味でのネタバレをする事は難しい。 ストーリーにキチンとした骨子のようなものはなく、またそれについて色々聞かされた所で特に視聴の妨げにはならない。 だが、この映画は事前情報無しでできれば見たほうがいい。 なぜならこの映画は小難しい前衛芸術のようなもので、見る人によって当に見える風景が変わるからだ。 というわけで以下に僕が映画をみた感想を書くが、未視聴の方はできれば視聴後に読んで欲しい。 僕のものの見方に影響されてこの映画を見てしまうのは、物凄く損だと思う。 何でもそうなのだけど、最後までやりきるのって凄いよね とても正直な事をいうと、視聴後5分ぐらいで帰りたくなった。 なぜならあまりにも映画として面白くないからである。 誰が言ったか忘れたが、かつて「映画は最初の5分みてつまらないと思ったら

    シン・エヴァンゲリオンをみて、普通の幸せに落ち着かない事の難しさを痛感した話
  • 筋トレが鬱に効くんじゃない、鬱になると筋トレができなくなるだけなんだ。

    ちょっと前にインターネットで筋トレが猛烈にもてはやされていた時期があった。 確かに筋肉は大切だ。 無いよりはあった方がいい事も多いだろう。 しかし、筋トレを鼓舞していた人たちの主張はそういうレベルの話ではなかった。 うつ病には筋トレが効く。筋トレすれば人間関係が解決する。筋トレすれば年収が上がるetc… まるで筋トレすれば全ての問題が解決すると言わんばかりの勢いだった。 この筋トレブームの際、うつ気質のある友人が「物は試しに」と筋トレをやってみたそうだ。 けど、結果的には筋トレはに全然効かなかったという。 彼いわく 「筋トレがに効くんじゃない」 「になると筋トレができなくなるだけ」 「順番が間違っとるがな!」 だそうで 僕は 「なるほど…そういう事だったのか」 と妙に納得してしまった。 この現象の理解は私達の生活の質を保つのに役立つ。今日はその話をしようかと思う。 緩衝地帯という概念

    筋トレが鬱に効くんじゃない、鬱になると筋トレができなくなるだけなんだ。
  • 私達は都合よく情報を切り取って、理解したいように解釈している

    羨ましい。他人を見てそう思った事がある人は多いだろう。 しかし…この感情は改めて考えると不思議だ。今日はその話をする。 羨ましい。けどあなたの人生は絶対にやりたくない 卑近な例で恐縮なのだが、我が家の例をあげよう。 うちはよく、僕が楽しそうに何かをやってるとが 「あんたは楽しそうでいいよね」 と小突いてくる。冗談で言ってるわけではなく、当に羨ましそうにこれを言うのである。 僕は最初の頃、このセリフを特に気にしていなかった。だが、つい先日これを言われた際 「よく僕の事を楽しそうで羨ましいっていうけどさ…」 「僕がどんな大変な人生をおくってきたか、であるあなたは知ってるわけじゃん?」 「その上で聞きたいんだけど…僕の人生ってやってみたいと思う?」 と聞いてみた。すると 「絶対に、嫌!!!」 と即答された。 (´;ω;`) みんな自分の都合のいいように解釈している 僕からすれば、僕がいま楽

    私達は都合よく情報を切り取って、理解したいように解釈している