メキシコ・チアパス州の古代マヤ都市パレンケにある「碑銘の神殿」の下に見つかった水路の入り口で作業中の考古学者ら。メキシコ国立人類学歴史学研究所(INAH)提供(2016年7月22日撮影)。(c)AFP/INAH 【7月26日 AFP】メキシコの考古学者らはこのたび、古代マヤ文明の国王の墳墓があるピラミッドの下に水路があることを発見した。この水路は死者の国へと続く象徴的な通路を表していた可能性があるという。 国立人類学歴史学研究所(INAH)の25日の発表によると、水路が発見されたのは、同国南部チアパス(Chiapas)州の古代マヤ都市、パレンケ(Palenque)にある碑銘の神殿(Temple of the Inscriptions)の下。この神殿には7世紀のパカル大王(Pakal the Great)の墳墓がある。 墓碑銘には、死者の国に受け入れられるには、死者はチャク(Chaac)神の