タグ

2008年10月5日のブックマーク (3件)

  • 「生産性の向上」がもたらすものは仕事 | 科学技術のアネクドート

    ここ何年か「仕事と生活の調和」をもっと考えましょうという提案が、政府や経済界などから起きています。「ライフワークバランス」ともいいます。 つまりは「仕事も充実感をもって行い、また、家庭や地域の生活でも多様な生活を選べるよう、両方のバランスをとりましょう」ということです。 このような提案がされるのは、多くの人にとって仕事と家庭生活のバランスがとれていないという現状があるからです。 内閣府は「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する意識調査」を今年(2008年)8月に、20歳から80歳までの2500人を対象に行いました。仕事と家庭生活のバランスがとれていないことを示す典型例がつぎの結果です。 「仕事」優先を理想とする人は、2.0%にすぎないが、現実には約半数が(「家庭」よりも)「仕事」優先となっている。 また、いろいろなことをするための「時間は十分とれているか」という質問もあります

  • 『自殺は自己責任でなく「困窮死」「社会死」~10年間連続毎日90人が自殺する情け容赦なき日本社会』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「働くもののいのちと健康を守る全国センター」が発行している『全国センター通信』(10/1)に、NPO法人・自殺対策支援センターライフリンクが主催した「WHO世界自殺予防デーシンポジウム『自殺実態白書』から見えてきたこと」(9月14日開催)の内容が紹介されています。 シンポジウムの中での東京大学大学院教授・姜尚中(カンサンジュン)さんの発言が興味深かったので紹介します。 「自殺」というと個人が自分の意思で選択した「死」という印象が強い。しかし、自殺は、個人が現実には生き続けたいのに、経済的・精神的に追いつめられた結果起きる社会的なもので、「困窮死」「社会死」と呼ぶべきものではないか。 『自殺実態白書』によると、愛知県豊田市など工業地帯、企業城下町とされる地域での自殺者が多い

  • 『働くということ』 新旧の就労観の交差する時代 - Thoughts and Notes from CA

    働くということ (日経ビジネス人文庫) 作者: 日経済新聞社,日経=,日経済新聞=出版社/メーカー: 日経済新聞社発売日: 2006/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (20件) を見る棚にある『働くということ』を改めて読み直してみた。書は、日経新聞の人気連載コラムの「働くということ」を凝縮、修正、加筆を加えたという贅沢な構成。新聞掲載時に凝縮しているものを、書籍にする段階でさらに凝縮しているので、エスプレッソのようにかなり濃密。それでいて、若者から高齢者、NEETから経営者、公務員から個人事業主といった幅広い層の仕事観をこれでもかとばかりに紹介しており、なかなか読み応えがある。「現代人の就労観はこうだ」と決め付けるのではなく、丹念な取材に基づき、丁寧に事実を積み上げながら、ボトムアップで仕事に対する世相を浮き上がらせようという取材班の目論

    『働くということ』 新旧の就労観の交差する時代 - Thoughts and Notes from CA