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2010年8月2日のブックマーク (7件)

  • ハーバード白熱教室は日本で可能か?(前編) - Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録

    先週書いたエントリー、「『ハーバード白熱教室』の裏側』*1で、テレビで放映されたマイケル・サンデルの授業は、実際のハーバードの授業のうわべにすぎず、あの授業を含むハーバードの一般教養の授業には、多くのリーディング・アサインメントが課され、多数のTF(日でいうところのTA、ティーチング・アシスタント)が配置されて、少人数性のディスカッション・セクションが並行して行われ、ディスカッションや、ペ―パー、筆記試験によるきめ細かい指導と、成績評価がなされていることについて書いた。これに対する反響で多かったのは、日の大学ではあのような授業は可能かどうか、という事に関するものだった。とくに、日ではとても無理、という悲観的な反応が多かった。*2これに対して何らかのの形で答える必要があると思うので、日曜日の午後を利用して、一つエントリーを書いてみる。 『ハーバード白熱教室』は日で可能か?結論から書く

  • 沈黙交易 - Wikipedia

    沈黙交易(ちんもくこうえき、英: Silent Trade, dumb barter, depot trade)は、交易の形態のひとつ。日語では無言交易、沈黙取引、無言取引などの表記も見られる。共同体が、外部とのコミュニケーションを出来るだけ避けつつ外部から資源を得るための方法として、世界各地で用いられた[1]。 概要[編集] 一般的には、交易をする双方がなるべく接触をせずに交互に品物を置き、双方ともに相手の品物に満足したときに取引が成立する。交易の行なわれる場は中立地点であるか、中立性を保持するために神聖な場所が選ばれる。言語が異なるもの同士の交易という解釈をされる場合があるが、サンドイッチ諸島での例のように言葉が通じる場合にも行なわれるため、要点は「沈黙」ではなく「物理的接近の忌避」とする解釈もある[2]。 フィリップ・ジェイムズ・ハミルトン・グリァスンは、世界各地の沈黙交易を研究し

  • 企業社会と市民社会の分離:村上敬亮 情報産業の未来図

    ISEDの発刊を記念したシンポジウムに出させてもらいました。自身は相当大部ですし、自分自身も、調子に乗って話してしまったため、あまりわかりやすく話せた自信は無かったのですが、他のメンバーの皆さんのご活躍があって、非常に前向きな書評(朝日、読売)を頂いたようです。 シンポジウムそのものは、時間不足による消化不良の感もありましたが、皆さんの議論は大変楽しく、色々なことを考えながら聞かせていただきました。今回は、その時に感じたことと、最近気になっていることとのオーバーラップ部分を整理してみようと思います。 1.企業社会と市民社会のランデブーの終わり (1) 減少する人口というインパクト 今、法人税率の引き下げが話題です。 片方で、世帯別に見ると、20代〜30代の平均所得が下がっているという話があります。この二つ、一見したところ、全く関係がありません。しかし、僕には、共通の時代背景が背後にある

    企業社会と市民社会の分離:村上敬亮 情報産業の未来図
  • 経済はあるところで定常状態になる:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今回は、経済成長を経済学的に考える場合のロジックである、経済成長モデルについてお話したいと思います。また、次回は、この経済成長モデルに基づいて考えた場合、人口減少、高齢化という課題を抱える日の経済成長は今後、どんなものになるのかも考えてみます。結論から言いますと、人口減少・高齢化によって、日の経済成長は2030年代には止まってしまう可能性があるのです。 これはどのような理論に基づいているかをお話する前に、過去100年、世界の経済成長はどのような姿だったかについて振り返ってみます。 今回の講義は、途中で疑問点があったらどんどん質問してください。 6倍に生活水準が向上した 世界の総人口は20世紀初頭には16億人程度でした。2010年になると6

    経済はあるところで定常状態になる:日経ビジネスオンライン
  • 「神話の力」はスゴ本

    世界と向き合い、世界を理解するための方法、それが神話だ。 現実が辛いとき、現実と向き合っている部分をモデル化し、そいつと付き合う。デフォルメしたり理由付けすることで、自分に受け入れられるようにする。例えば、愛する人の死を「天に召された」とか「草葉の陰」と呼ぶのは典型かと。そのモデルのテンプレートが神話だ。いわゆるギリシア神話や人月の神話だけが「神話」ではなく、現象を受け入れるために物語化されたものすべてが、神話になる。 書は神話の大家、ジョーゼフ・キャンベルの対談をまとめたもの。キャンベルは、現代の小説家やシナリオライターにとってバイブルとなっている。例えばジョージ・ルーカス。スターウォーズの物語や世界設定のネタは、古今東西の神話から想を得ているが、その元ネタがキャンベルなのだ。書では、「英雄の冒険」や「愛と結婚」といった観点で古今東西の神話を再考し、神話がどのように人生に、社会に

    「神話の力」はスゴ本
    kousyou
    kousyou 2010/08/02
    この本は自己啓発・自己超越思想が強いので、神話学ではなくニューエイジの文脈で読むのがいいと思うな。
  • Bioに「代表取締役」とか「社長」とか書いてる人のtweetは、普通面白くない | おごちゃんの雑文

    お前が言うなって。そうですかw 私はtwitterでは基的に「フォロー返し」はしていない。これは、そろそろ流量に追いつけないということと、相手がこちらを好むことと、こちらが相手を好むことは必ずしも一致しないということからだ。 とは言え、フォローメールは受け取るようにしているので、フォローして来た人のbioやtweetは読んでみている。好めばフォローする。今はその程度にしている。 で、そーやっていて思ったのが表題のこと。 直接的な「フォロー返し」はしないけど、フォローして来た人に興味を持つかどうかは未知数なので、一応bioやtweetは読むことにしている。最近は「twitterをビジネス」にが流行りなのか、ブログにありがちの「社長ブログ」と同じに思っているのか、そうしてフォローして来る人の中には、いわゆる「社長」が結構いる。 ところが、この「社長」のtweetは、ほとんどが面白くない。 社

  • これだけど - finalventの日記

    ⇒誰が何をネグレクト? - Chikirinの日記 あなたは、 あなたの奥さんは あなたの娘さんは、 20代で結婚して、子供を2人産んで、離婚したら、母子で自活できますか? 女性ということになっているちきりんさんが、他者として、そして大半は暗黙に男ということになっている修辞的な問いかけで問題の枠組みが設定される。そして修辞性の効果として、経済問題だけに捨象される。だからネタなんだということかもしれないが。 この問題はしかし、「あなたとわたし」という市民の直接性の枠組みのなかで、市民が罪責を問う形にしないと、経済の外で問われている部分に気がつかないし、暗黙に問われた他者として疎外された倫理の弁解の延長に、市民の直接から乖離した正義が生まれることになる。(慈愛の王を自然に生み出す。) 正義が制度を超えて幻視される怖さを知るなら、正義を制度のなかにきちんと閉じ込め、その先に倫理を問うのであれば市

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