日本時間の17日午前、南米のエクアドルで発生した大地震について、気象庁は観測データを分析した結果、日本への津波の影響はないと発表しました。 エクアドル政府はこれまでに28人が死亡したと発表し、現地の日本大使館では日本人の安否の確認を進めています。 震源の深さはおよそ20キロとみられていて、ハワイにある太平洋津波警報センターは、エクアドルの沿岸部に高さ1メートルまでの津波のおそれがあるとして注意を呼びかけましたが、およそ3時間後に解除しました。 エクアドル最大の都市、グアヤキルの住民がツイッター上に投稿した映像では、橋のようなものが崩落し、車を押しつぶしていて、警察官とみられる人たちが救助に駆けつけています。エクアドルのホルヘ・グラス副大統領は記者会見を開き、これまでに28人が死亡したことを明らかにしました。 そのうえで「軍や警察を動員し、できるだけ早く被害の全容を把握することに全力を挙げた