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2019年3月9日のブックマーク (1件)

  • 『鬼と日本人 (角川ソフィア文庫)』小松 和彦 著

    「妖怪学」で知られる民俗学者小松和彦が日社会における「鬼」の存在や「鬼」との関わりについて過去に著した小論をまとめた論集。特に小論「酒呑童子の首――日中世王権説話にみる『外部』の象徴化」(1997年)が再録されており、同論文を収録していた同名の書籍が長く絶版となっていたため、酒呑童子について深く理解したい人にはとてもありがたい一冊であろう。 収録論文は以下。 ・「鬼とはなにか」(2011年) ・「鬼の時代――衰退から復権へ」(1991年) ・「『百鬼夜行』の図像化をめぐって」(2010年) ・「『虎の巻』のアルケオロジー――鬼の兵法書を求めて」(1997年) ・「打ち出の小槌と異界――お金と欲のフォークロア」(1991年) ・「茨木童子と渡辺綱」(1991年) ・「酒呑童子の首――日中世王権説話にみる『外部』の象徴化」(1997年) ・「鬼を打つ――節分の鬼をめぐって」(1997年)

    『鬼と日本人 (角川ソフィア文庫)』小松 和彦 著
    kousyou
    kousyou 2019/03/09
    更新しました。酒呑童子の首などの論考読み応えあります。