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2019年4月28日のブックマーク (1件)

  • 「聖杯」の原型ケルト神話の「再生の大釜」についてまとめ

    ケルト神話において「大釜」は神聖なものであった。大釜の中に入れられることで死者は再生し、豊穣、富、知などが与えられる。アイルランド・ウェールズ地方を中心として様々な伝承で語られ、後にアーサー王物語が生まれる過程でキリスト教的側面を与えられて「聖杯」へと受け継がれていく。 デンマーク・ユトランド半島のゴネストロップ(グンデストルップ)で1891年に発見された直径69センチメートル、重さ約9キログラムの大きな銀製の容器で、泥炭地に埋まっていた。紀元前二~一世紀頃、発見地であるデンマーク以外で作られたものと考えられている。同様の大釜は他にもデンマークのリンケビーからの泥炭地からも前一世紀頃のガリアのものとみられる青銅製の大釜の破片が発見されている。 「ゴネストロップ(グンデストルップ)の大釜」で特徴的なのは同時代最大の銀製品であることとあわせて、精密かつ美麗な装飾である。有角の神や戦闘ラッパなど

    「聖杯」の原型ケルト神話の「再生の大釜」についてまとめ
    kousyou
    kousyou 2019/04/28
    更新しました。後にアーサー王物語の聖杯のモティーフとなった、マビノギオンの伝承などで名高い「再生の大釜」について簡単にまとめた記事です。