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2020年1月26日のブックマーク (1件)

  • 近代女性小説家誕生の歴史を描く意欲作『カイニスの金の鳥』(秦和生 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    あらすじとみどころ――「秘密」と「信頼」時代は十九世紀初頭、英国グロスターシャーの牧師の家に生まれた女性リア・ボイドは幼いころから小説を書いていたが、“女性が小説を書くなんて“”女性に小説は書けない“といった周囲の無理解から、架空の男性アラン・ウェッジウッドを創作してアランの作品と騙るようになった。十九歳になっても小説家の夢捨てきれず、自身の作品をアラン・ウェッジウッドの筆名で出版社に投稿、ついに出版の運びとなり、リアは長い髪を切り、男装してアラン・ウェッジウッドという男性になりきってロンドンへ上京する。ロンドンではマイルズ・キーツという作家の知己を得て、彼のアパートの隣室で、自身が女性であることを秘したまま共同生活を始めることになる――というのが1巻の大まかなあらすじです。 近代、女性に対する抑圧と無理解という逆境の中で自身の夢に向かって突き進む主人公という王道のストーリーラインがまずあ

    近代女性小説家誕生の歴史を描く意欲作『カイニスの金の鳥』(秦和生 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー
    kousyou
    kousyou 2020/01/26
    更新しました。十九世紀初頭の英国、男性の振りをして小説家デビューした女性を主人公にして、繊細なドラマが展開する良質な歴史漫画の紹介です。