2012年05月13日20:07 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 追いかける国の悩み 市場経済のソフト部分導入で逡巡するベトナムの苦悩 )で、 ********* 後から追いかける国は、先に発展した国の良いところだけを模倣して2倍速3倍速で経済的な発展を目指すことが可能だ。 これは、後から追いかける国の得な点だ。 しかし、先進国が今日に至るまでに経験した数々の失敗を通じて先進国の国民が学習し成長した「民度の高まり」は現実の政治経済で重要な要素であるが、追いかける国の国民が2倍速3倍速で獲得することはできない。 ********* と書いた。 経済は人間が担うものだが、 (1)ハード部分ともいえる「表面的な経済や企業運営の技術やノウハウの導入」と、 (2)ソフト部分と言える「それを現実に毎日実践する国民の民度」、 この両者のギャップは、後から追いかける国ほどそのギャップが大きいよう