【こぼれ話】「カエルのペペ」永眠…極右象徴にされた漫画キャラ、作者が死なす 【ワシントンD.C.AFP=時事】極右主義者らに乗っ取られ、人種憎悪の象徴になった漫画キャラクター「カエルのペペ」が、現状を憂いた作者自身の手で「殺され」た。(写真は米カリフォルニア州バークレーの集会で掲げられた「カエルのペペ」のイラスト) ペペはマット・フュリー氏のインターネット漫画「ボーイズ・クラブ」に2005年に登場。漫画の中ではたわいないキャラクターだったが、その後、白人至上主義者や極右の憎悪集団がナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーや米白人至上主義団体「クー・クルックス・クラン」のメンバーに仕立てて使うようになった。 フュリー氏は、棺の中に横たわるペペを描いた短い漫画を公開。作中では、ボーイズ・クラブのキャラクターたちがペペの死を悼んでいる。 フュリー氏は以前、「ものすごくご機嫌で(中略)穏やか
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