日本文化を海外に売り込む官民ファンド「クールジャパン機構」は6日、日本茶などの輸出を手がける「マエタク」(長崎市)やカステラ製造販売「文明堂総本店」(同)などとともに、米国で日本茶カフェ事業を展開すると発表した。 年内にカリフォルニア州で1号店をオープンし、2025年までに米国で50店舗の展開を目指す。 機構は、長崎県を中心とする企業連合が設立する「GREEN TEA WORLD USA」に、約2億6000万円を出資する。十八銀行や長崎県貿易公社なども参加する。カフェでは、日本産の茶葉を使った煎茶や抹茶エスプレッソ、カステラなどを、長崎県産の茶器や皿で提供する。