Published 2023/09/26 17:42 (JST) Updated 2023/09/26 17:53 (JST) アフリカ東部ケニアでカルト教団信者らの集団死事件が発生し、社会に衝撃を与えている。26日までに確認された死者は400人を超え、多数が不明なままだ。犠牲者の大半は「死ねば天国に行ける」との教えに従い、教団所有の森で食を絶った人々とみられる。 現場は南東部シャカホラの森林地帯。新興の「グッド・ニュース・インターナショナル教団」の信者が集住していたが、3月ごろ「森にいる家族と連絡が取れない」との通報が警察に入るようになった。 教団は2000年代前半、森から東に約60キロの都市マリンディで発足。タクシー運転手だったポール・マッケンジー容疑者が民家の庭を借りて布教を始めると「誠実で情熱的な説教が評判となった」(女性元信者)。 教団は千人を超える規模に成長。一方で、説教は「教