かつてJリーグの盟主と呼ばれたヴェルディ川崎(現J2東京V)を担当していた1990年代の話。まだ新人だった記者は、日本代表でもキャプテンを務めていたDF柱谷哲二(現J2水戸監督)の取材中、突然キレられたことがあった。 いつものように、試合に向けた抱負などを聞いていたが、なぜか表情がさえず、顔色も良くない。「ひょっとして体調が悪いんですか?」と質問すると、顔を真っ赤にして「そんなことない! なんでそういうことを聞くんだ? なんでもない!」と怒鳴り始めた。 なにか怒られるようなことを聞いたのか? 突然のことで戸惑う記者に柱谷はじりじりと距離を詰めてきた。普段からこわもてだが、怒ったときはまさに鬼の形相。恐怖を感じ殴られるかもと思ったが、柱谷はそのまま取材を打ち切り、帰路に就いた。 その後、しばらくは柱谷との“冷戦”が続いたが、あるとき取材に応じてくれると、激怒した際の真相を打ち明けてくれた。当
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