『立派にプロレスラーだったよ』 リングの“演者”のモノローグとともに、 本来ならば笑いの空間が紡がれる合図である“エトピリカ”。 ただし、今回は最終回。 流れるエトピリカの旋律は、 これまでの“マッスル”の歩みと同時に、 これからのマッスル坂井・・・坂井良宏を繋ぐ。 この音色が奏でられるこの空間は、今回が最後。 哀愁というか郷愁というか、 いつもの旋律がそこはかとなく切なく思われる中で、 流れた鈴木みのるのモノローグ。 強さを追い求めた“プロレスラー”と、 マッスルという“プロレスの向こう側”の世界が交錯する中、 その“向こう側”に現れたものは、 紛れも無く、プロレスだった。 マッスルを初めて観に行ったボクには、 “マッスルとは~な空間である” とか “マッスル坂井とは~である” なんて語れるような下地はない。 DVDや動画サイトを通じて、 『プロレスの向こう側』なる破天荒な世界の欠片に、
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