まっする1レビュー(鈴木健.txt) マッスルの呪縛から抜けてもちゃんとマッスル 変わらぬ器と『まっするのハッピーバースデー』 いつの頃からか「今のDDTはマッスル的な要素が失われている」と言われるようになった。竹下幸之介をはじめとするアスリート色の選手が育ち、団体の中心を担うようになったこともあり、そう映るのだろう。 彼らに魅力を感じ新規ファンが入ってくる一方で、昔ながらのスタイルや持ち味を求める人たちもいる。これはいつの時代の、どんな団体にも見られる現象だ。 「マッスル坂井や男色ディーノのような鬼才は、もうDDTに現れないのだろうか」 ここ数年、そんな声がまとわりついていた。もともと坂井もディーノも、先人がいてそれに導かれてこの団体に入ってきたわけではない。いくつもの必然と偶然、そして流れや縁(えにし)などを重ねた結果、他に比類なきオリジナリティーを確立できたのだ。 それでも文化系プロ
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