池袋のサンシャイン水族館(豊島区東池袋3、TEL 03-3989-3466)で4月1日、「タダタダタダヨウガニ」の展示が再開された。 浜に大量に打ち上げられた「タダタダタダヨウガニ」 昨年11月に日本初公開したが、生物の状態不良のため展示を中止。この度スタッフが水槽の改良を重ね、期間限定で展示を再開した。「タダタダタダヨウガニ」は、カニという名前が付いているがヤドカリに近い仲間。貝殻を背負わず、海底も歩かず、ただただ漂い生活している。 標準和名は無く、英名は「ペラジック・レッドクラブ」で、マグロの餌となるため「ツナクラブ」とも呼ばれている。「タダタダタダヨウガニ」は通称名で、「へんないきもの」の著者で、今年2月まで同館で開催した特別展「へんないきもの展2~さらなる衝撃と脱力~」の監修も手掛けていた早川いくをさんが命名した。 北米太平洋側のモントレーからバハカリフォルニア周辺まで幅広く分布し