伊調氏及び伊調氏のコーチの田南部氏に対する、自身の組織の栄コーチのパワハラが問題となっている時に、協会は「パワハラをしていない」という見解を発表することは、世間感覚と、ずれまっくってはいないか。 まず協会がすべきことは、協会が、パワハラに関わっていないと自分の立場を述べることではなく、協会という組織内にパワハラをする人間がいたか否かをきちんと調べて真相を公表し、真実、パワハラがあったということであれば、その予防策を講じることである。 その点に、まったく触れられていない見解にあまりにも驚く。 もともとセクハラやパワハラの概念の発展は、個々の個人がセクハラやパワハラをしているように見えながら、実際には、組織の権力や権限を背景にしてセクハラやパワハラが行われている実態に目も向け、その責任は、個々の個人の問題とするだけでなく、セクハラやパワハラを放置し、容認してきた組織の責任、すなわち使用者責任と
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