後藤和智事務所OffLine サークルブログ(旧)同人サークル「後藤和智事務所OffLine」のサークルブログは下記に移転しました。>http://kazugoto.hatenablog.com/ 著者サイトはこちら:http://www45.atwiki.jp/kazugoto/ Twitter:@kazugoto 「コミックマーケット88」1日目東「D」25a。 「地底の読心裁判 上告」(2013年11月17日、川崎市産業振興会館)・「仙台コミケ213(仙コミフェス2013/東方幻仙郷3)」(2013年11月24日、夢メッセみやぎ)で配布したサークルペーパーです。 Free Talkですけど、今回は、気鋭の若手社会学者として知られる古市憲寿の『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社、2013年)に対する長めの書評(と いうよりは批判)としたいと思います。この本は、最近盛んに「若者代表」
そういや K さん宅で喋った話としてはこのへんもあった。アラウンドフォーティっていうのか、K さん周辺の、40 歳前後の、ということはつまり、軽く 20 年超オタ界隈で叩き上げまくってきたはずの、歴戦オタたちが、近年どうもネットで一山いくらで売ってるよーな、判で押したよーなことしか言わなくなってきているらしい、というような話を聞いた。べつにおれ界隈のおっさんオタとかはまだまだ全然そんなことはなくて、会うたび「おまえは相変わらずオタ力が足りない」とか怒られるので、アラフォーオタ一般の話としては認識していないのだけど。たぶんその姿は我々がやがて行く道のひとつだし、あと前々から考えていることにちょっと絡む話にもなってる気がするので、メモしておきたい。 これまで「テンプレが服を着て歩いてるよーな」といえば、大概は若オタの話だった。2ch とか作画 Wiki とかなんでもいいけど、ネットに上がってい
エヴァンゲリオンを「それと意識して」リアルタイムで視聴していた人って言うと今はだいたい20代半ばあたりが最下限だろうと思うので、そうなると、今の中高生相手になら「俺リアルタイムでエヴァ見てたんだぜ」がステータスになりうる。のかも。しれない? 自分が中高生の頃を考えれば、6つ5つ上の人なんて、それだけで「古参」のオーラを放っているように感じたものだったよ。いや前もチラッと書いたけど、上も下も他の年代の人とはほとんど交流なかったんだけどさ。 中学生から見た「5年前の作品」と、大学生から見た「5年前の作品」じゃ(「5年」と言う数字には特に意味はないので、「少し前の作品」というニュアンスでひとつ)、だいぶ違うものなー。中学生ではレンタルビデオもまだちょっと敷居が高い。 オタとして目覚めたときには既にインターネットに繋がったパソコンが自由に使えて、P2Pなんかで好きなだけ見放題みたいな環境で育ったオ
さっき、神の意志が僕に語りかけてきたよ! 神託だよ! 今更ブロッコリーの株を全力で信用買いすると良いよ! さて、それはそれとして、岡田斗司夫の話で、釈然としないところは色々とあるのですが、物凄く釈然としないところが一つあって、 つまり、SFファンであるというのは「千冊読まなきゃダメだ」とか「自分で翻訳してでも未訳の本を読め」といったかなり求道的なものだった。何か道を極めて、それで一人前になるためにはものすごく修行しなければいけない、修行とか精進するのが当たり前だった。それが、どんどん楽でわかりやすいものになっていった。 (中略) わかりやすさがはびこることで、SFは滅びました。 そして、オタクの世界にも「萌え」というわかりやすさがはびこっている。ならば、この先の展開もおわかりになるでしょう。それはしだいに「わかりやすい=萌え」以外の作品や感性を排除しはじめる。 オタクである以上、マンガ好き
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