デスモスチルスとカバ似てる? おびひろ動物園 化石と骨格標本展示 (10/05 16:00) カバの「モグ」の骨格標本(左)と、デスモスチルスの化石標本 【帯広】おびひろ動物園で4日、過去に飼育し2005年に死亡したカバ「モグ」の骨格標本と、約1500万年前の大型哺乳類デスモスチルスの化石標本を並べて展示する企画が始まった。 モグの骨格標本は、足寄動物化石博物館が復元したもので、デスモスチルスの化石標本も同館所蔵。動物園開園50周年、博物館開館15周年を記念した連携企画の一環で始まった。 博物館によると、デスモスチルスはゾウやジュゴンの仲間。偶蹄(ぐうてい)類のカバとは別グループに属するが、復元した姿がカバと似ているといわれることが多く、比較展示を企画した。 動物園は「骨格や歯など、似ているところ、違うところを見比べてほしい」と話している。 展示は11月4日まで。(原田隆幸) 前の記事 次