チュウゴクオオサンショウウオ。中国中部・湖南省張家界で(2005年12月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/GOH CHAI HIN 【3月25日 AFP】2億年以上前に生息していたワニに似た新種の生物の化石をポルトガルで発見したとの研究論文が23日に発表された。生息していた当時は、食物連鎖の頂点に位置する捕食者の一種だったとみられるという。 英エディンバラ大学(University of Edinburgh)率いる科学者チームが発表した論文によると、古代の湖跡で発見された化石は、この生物が巨大なオオサンショウウオのような外見だったことを示唆しているという。「メトポサウルス・アルガルべンシス(Metoposaurus algarvensis)」と命名されたこの原始両生類は、体長2メートルにまで成長し、三畳紀後期に湖や川に生息していたと考えられる。 科学誌「Journal of Verte