【シンガポール共同】シンガポール内務省は10日までに、同性愛差別の撤廃を呼び掛けるイベントに外国企業が協賛金を出すことは認められないとし、今後厳しく取り締まる方針を示した。シンガポールの刑法は男性の同性愛行為を禁じており、最大2年の禁錮刑が科される。 シンガポールでは、人権活動家らが中心となり2009年から毎年、性的少数者やその支援者がピンク色の服装で集うイベント「ピンクドット」を開催。今年は4日に開かれ、主催者発表で約2万8千人が参加した。 スポンサーは米ITのグーグル、アップル、マイクロソフトや英石油BPなど欧米の大手企業が中心となっている。