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戦史に関するkowyoshiのブックマーク (3)

  • いろいろクドい話 » ソ連陸軍が到達した唯一の正解

    数あるドイツ軍礼賛戦記の中に確立しつつある「末期戦モノ」とでも言うべきジャンルでは必ず「○○攻勢に赤軍は野砲何千何百門、戦車何千何百輌を集結し」とうたい上げて敵の物量を強調するのが約束事です。この数字の読み上げは「精強を誇るドイツ機甲部隊であっても赤軍の膨大な物量の前に敗北は必至だった」と悲壮な雰囲気を盛り上げる道具ですから、太平記の語り口みたいなものです。 こうした太平記方式では「大砲が沢山あるなぁ」とは思えてもなぜ、何のためにそんなに大砲があるのかが解りません。膨大な物量を誇りながら、ちっとも豊かなイメージの無い世界史の奇跡のような存在のソ連軍がなけなしのリソースをどうしてこんなに注ぎ込んだのか疑問に思わない書き手も書き手、読み手も読み手です。 ドイツ軍の現状がどうであれ、ソ連軍が攻勢のために準備した砲兵火力は何処の何と比べて多いのか少ないのか、多くても少なくてもその理由や目的が解らな

    kowyoshi
    kowyoshi 2015/04/19
    ここ最近の歴史群像の記事でも、WW2中期以降の赤軍はただ物量で押してただけでないと書かれていたなあ
  • インパール情報戦2〜英国情報部をも泣かせた日本の戦略決定のあり方〜 - そっと××

    先の記事では、インパール作戦の決定において日のトップが情報を軽視していたことを示すエピソードを紹介しました。 インパール情報戦〜その時、日米首脳を決断させたもの〜 - そっと×× 下から上がってくる情報に耳を貸さないトップの存在は、味方泣かせです。しかし皮肉なことに、それは同時に敵の情報機関泣かせでもありました。 と言うのは、そのような相手には欺瞞工作が役に立たないからです。すなわち、敵の情報機関が欺瞞工作として一生懸命にニセの情報を流します。そして、この謀略に見事に釣られた相手の諜報機関が「貴重な情報」として「ニセ情報」を上層部に報告したとします。ところが、トップがもともと現場から上がってくる情報に見向きもしない場合、「ニセ情報」は戦略決定には全く影響を与えることができないからです。 実際、太平洋戦争で東南アジア方面で対日情報戦を行っていた英国情報機関の報告に、情報を軽視する日戦争

    インパール情報戦2〜英国情報部をも泣かせた日本の戦略決定のあり方〜 - そっと××
    kowyoshi
    kowyoshi 2010/10/18
    スパイ小説の大家の兄が対日諜報部門を率いていたという事実。あと、狭窄視野なアレには対話は通用しないという見方も…
  • インパール情報戦〜その時、日米首脳を決断させたもの〜 - そっと××

    先日の記事で、太平洋戦争直前の1941年夏に軍民共同の若手エリート研究会が提出した対米戦争必敗予測の報告を東條英機陸相(当時)が黙殺したエピソードを描いた猪瀬直樹氏の『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)を取り上げました。 【今週のお題】「2010夏の課題図書」〜猪瀬直樹『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)を追加〜 - そっと×× この記事を書きながら思い出したのが、1944年3月にビルマ戦線で開始されたインパール作戦に関する日米両首脳の極めて対照的な決断の姿です。日の首相・東條英機は風呂場の浴槽で記憶を整理しながら、米国大統領・ルーズベルトは地図室で敵味方の部隊配置状況を確認しながら、それぞれ戦局に影響を与える決断をしました。 ■東條英機、決断の時〜1943年12月31日、風呂場の浴槽にて〜 今日では無謀な計画の代名詞にもなっているインパール作戦こと「ウ号作戦」を大営が承認したのは1944

    インパール情報戦〜その時、日米首脳を決断させたもの〜 - そっと××
    kowyoshi
    kowyoshi 2010/10/18
    あー、やっぱり日本は負けるべくして負けた
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