インパール情報戦２〜英国情報部をも泣かせた日本の戦略決定のあり方〜 - そっと××

先の記事では、インパール作戦の決定において日本のトップが情報を軽視していたことを示すエピソードを紹介しました。 インパール情報戦〜その時、日米首脳を決断させたもの〜 - そっと×× 下から上がってくる情報に耳を貸さないトップの存在は、味方泣かせです。しかし皮肉なことに、それは同時に敵の情報機関泣かせでもありました。 と言うのは、そのような相手には欺瞞工作が役に立たないからです。すなわち、敵の情報機関が欺瞞工作として一生懸命にニセの情報を流します。そして、この謀略に見事に釣られた相手の諜報機関が「貴重な情報」として「ニセ情報」を上層部に報告したとします。ところが、トップがもともと現場から上がってくる情報に見向きもしない場合、「ニセ情報」は戦略決定には全く影響を与えることができないからです。 実際、太平洋戦争で東南アジア方面で対日情報戦を行っていた英国情報機関の報告に、情報を軽視する日本の戦争

[mame-tanuki]

泣く子も黙る英国情報部を平然と泣かせた日本軍！そこにシビれる！あこがれるゥ！

[zu2]

日本軍すげー、じゃないよなあ... 日本の組織は平安の昔から今に至るまでそうなんだよな。なんでだろ。

[sandayuu]

つまり、旧日本軍は頭がおかしすぎててまともな戦争相手にすらならなかったという話ですね。そして、そんな時代を取り戻したがってる連中が今政権を動かしているという笑えない事実。

[REV]

「日本の諜報員を捕まえました。吐かせろ」→「日本軍に作戦を遂行する補給能力はない。どこにトラックや食料を隠している」→「牛に運ばせ、必要に応じて食料に…」→「そんなわけあるか。やれ」→「ｷﾞｬｰ」

[kowyoshi]

スパイ小説の大家の兄が対日諜報部門を率いていたという事実。あと、狭窄視野なアレには対話は通用しないという見方も…

[haruhiwai18]

"たとえ日本軍の諜報機関がニセ情報を鵜呑みにしても、もともと下から上がってくる情報を活用しない日本の戦争指導層の戦略決定には影響を与えようも無かったのです。"　→さすが世界に冠たる旧・日本軍！(しろめ

[zakinco]

狂信者に理屈は通用しません

[natu3kan]

＞下から上がってくる情報に耳を貸さないトップの存在は、味方泣かせです。しかし皮肉なことに、それは同時に敵の情報機関泣かせでもありました。

[mobanama]

"もともと下から上がってくる情報を活用しない日本の戦争指導層の戦略決定には影響を与えようも無かったのです"とほほな話だすなあ。

[memoclip]

苦笑い。

[kurokawada]

対ドイツだと、シシリー上陸隠匿工作・バルカン半島へのドイツ軍誘引工作・ノルマンディ上陸隠匿工作など、謀略工作が上手く作用したのですが、、、　欧州ではヒトラー一個人を騙せばよかったということもありますね

[FTTH]

柳広司のジョーカーシリーズの元ネタ今知ったわｗ

[atoh]

無敵艦隊を破ったエゲレス軍も、日本軍の無敵判断には苦戦したらしい。/うーん、維新の時とか丁丁発止であれこれやってたんじゃないかと思うんだがなぁ。

[shibusashi]

『日本軍のインテリジェンスはインドにおける連合軍の兵力を過大評価し、また作戦決行能力に危険信号を送りながらも、日本軍の作戦本部は補給線などを軽視して"無謀"といわれる「インパール作戦」を決行』