「やりましたね」「おお」 日大アメフト部悪質タックル問題で新事実
日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で負傷した関学大2年生QBの父、奥野康俊氏(52)が10日、自身のフェイスブックで日大の第三者委員会によるヒアリングを受けたことを明かした。 奥野氏によると、午前10時から約3時間半行われ、第三者委員会からは委員長を務める勝丸充啓弁護士、磯貝健太郎弁護士が出席。奥野氏は「何を守るための第3者委員会なのだろうか、事実を確認するだけで、真相究明する気は全くない。息子に怪我(けが)をさせた理由を知りたい」と不信感を募らせ、その経緯を以下のようにつづった。 「ヒアリングを受けていたが、途中に、勝丸弁護士の、あのタックルは怪我を軽くするためのタックルだったのでは、という説明に、不愉快になり、私から、ズバリ質問をした」 息子が負傷させられたプレーをめぐる弁護士側からの発言に、不快感をあらわにし「中立を担保するために、あなたは、日大との利害関係はあるのかない
日大学長 関東学連処分に不満にじませる「どうしてあそこまで否定されるのか」 拡大 アメリカンフットボール部の悪質タックル問題に揺れる日大は1日、千代田区の本部で理事会を開き、内田正人前監督(62)の常務理事と、理事の辞任を承認した。また、同問題の原因究明に向けた第三者委員会の設立も発表された。その後、大塚吉兵衛学長、池村正道副学長、石井進常務理事、大里裕行常務理事が文科省に報告に訪れた。 ようやく問題解決に向けて、大学側が動きだしたように見えたが、報告後の取材対応で大塚学長からはまさかのコメントが飛び出した。「どうしてあそこまで否定されるのか」。29日に関東学連は、悪質タックルについて、前監督、前コーチの指示があったことを認定。日大側が関学側に提示した調査の内容は、ほぼ全否定された。ただ、日大、内田氏側はまだ指示について認めていない。関東学連の調査結果については「逃げてるわけではないが、意
日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質な反則問題で、関東学生連盟は29日、臨時理事会を開いて関係者への処分を協議した。問題を調査した同学連の規律委員会は反則が内田正人前監督(62)と井上奨前コーチ(29)の指示によるものと認定し、両氏に対して処分の中で最も重く永久追放に相当する「除名」処分とした。 この問題で、日大アメフット部選手一同は父母会の代理人を通じて声明文を発表し謝罪。監督やコーチの指示に「盲目的に従ってきた」ことが今回の事態を招いた一因と認め、宮川選手の復帰を願う内容も盛り込んだ。 6日の定期戦で関学大の選手を負傷させた宮川選手は、内田前監督らの指示だったと説明。指導陣はけがをさせろという指示はしていないと否定しており、両者の主張が食い違っていた。日大は第三者委員会で事実を解明するとしている。
テレビ朝日の取材で、日大アメフト部員たちが近日中に発表すると言われている危険タックル問題に関する声明文の内容が明らかになった。「内田正人前監督と井上奨前コーチからタックルの指示があった」という結論や、再発防止策として、すべてのコーチの退陣要求などが盛り込められているという。 コーチたち「声明文出したら自分たちの首しめるぞ」 ゲストとしてスタジオに招かれた大阪学院大アメフト部総監督の髙野元秀氏は「もし(この内容が)真実だとしたら、部員たちはコーチたち全員がこの件に関与していると知っているということ。かなり重い内容です」と話す。 また、この声明文を出すにあたり、コーチ陣の妨害があったというから驚きだ。 選手たちが声明文を出すためのミーティングをしていると、突然(井上コーチとは別の)コーチが弁護士とともに現れ、「声明文を出すと自分たちの首をしめることになるぞ」と発言。別の日には隣の部屋にコーチが
アメリカンフットボールの定期戦での悪質なタックルで、関学大のQB(クオーターバック)を負傷させた日大3年のDL(ディフェンスライン)宮川泰介選手(20)が22日、都内で記者会見し、当該プレーは内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)コーチの指示に従って行ったことを説明した。日大は22日、アメリカンフットボール部の宮川泰介選手(20)の会見後にファクスでコメントを発表。「QBを潰せ」という言葉があったことは事実と認めたが、内田正人前監督(62)の指示との見解は否定した。 問題の背景を記者が分析した。 × × × 日大は大学アメフト界において強豪であり、「異質」な存在だった。 各大学は昨年から安全対策に積極的に取り組み、医療機関との連携や練習方法などを定期的に話し合う「監督会」を定期的に開いてきた。だが、その「監督会」に内田前監督は一度も現れたことはなく、コーチが代理出席してきた。日大幹部
アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で悪質なタックルをした日大の宮川泰介選手が22日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見を開いたことを受け、日大広報部はコメントを発表した。コメントは次の通り。 ◇ 本日、本学アメリカンフットボール部の宮川泰介選手が、関西学院大学フットボール部との定期戦でルール違反のタックルをし、相手選手にけがを負わせた件につきまして、心境を吐露する会見を行いました。厳しい状況にありながら、あえて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです。本学といたしまして、大変申し訳なく思います。 会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、「最初のプレーから思い切って
日大アメリカンフットボール部が崩壊危機に向かっている。日大関係者が18日、退部者続出の可能性があると明かした。 ラフプレー問題が拡大する中、日大は関学大の抗議に指導者と選手が乖離(かいり)したなどと回答。謝罪会見もない対応などに、反則したDLと同じ3年以下の下級生が指導陣に不信感を強めている。春のオープン戦も残りすべて中止となり、今後への不安からもすでに退部を決意している部員が増えているという。 普段なら掛け声の響く日大グラウンドは静まり返っていた。関学大が前日に会見し、24日までに日大が再回答することが明らかになった。一夜明けたこの日は表面上動きはなかったが、その裏で日大部員の指導陣への不信感は日増しに強まっている。 関係者は「選手の指導陣への不信感や不満は強まるばかりだ。すでに退部を決意している部員も増えている」と明かした。首脳陣と幹部選手が今後を話し合っているようだが、謝罪会見もなく
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