選挙が近づいてきたということで、ここのところメディアはその話題で持ちきりです。中でも注目されているのが、石原・橋下両氏が率いる日本維新の会です。 大手マスコミ、特に左派系のマスコミは日本維新の会を強く批判しています。彼らはどうやら、維新の会が次の選挙で多くの議席を獲得すると予想しているようです。そうでなければ、これほど批判する必要はありません。維新の会に対する反発は、石原氏たちが権力を握ることに対する恐怖の裏返しです。 さて、その維新の会ですが、毎日新聞の報道によると、選挙の公約に「脱原発依存」を盛り込むことで合意したそうです。ただ、旧太陽の党の人たちの中には脱原発に慎重な意見も強いため、原発を含む電源構成の「ベストミックス」を目指す方向も盛り込む形になるようです(『毎日新聞』11月23日付)。 弊誌としては、保守こそ、あるいは右翼こそ脱原発を掲げるべきだと思っているので(『右からの脱原発