料理店で飼育されている家魚 四大家魚(よんだいかぎょ)は、中華人民共和国において最も親しまれている4種の食用魚で、アオウオ・ソウギョ・ハクレン・コクレンの指す言葉である。 食性が違う4種類の魚たちの総称であるが4種ともいずれもコイ目コイ科に属し、あわせてこれら4種を同じ1つの池で飼育する、食物連鎖を巧みに利用した養魚システムそのものも意味する。これは、古来中国で伝承されてきたものである。 ハクレン コクレン アオウオ ソウギョ 家魚(かぎょ)とは家畜に類する言葉で、牛や豚を家畜と呼ぶのと同じ意味。 唐の時代にはソウギョ・アオウオ・コクレン・ハクレンに鯉を加え「五大家魚」としていたが、唐の皇帝の姓が李氏で、鯉の「リ」と同じ発音であることを理由に、捕獲・調理が禁止となり鯉は外されて「四大家魚」となった。 家魚は物質循環に配慮した高度な循環系が人の手により編み出されている[1]。 刈り取った雑草