秋田書店の漫画編集者を経て、元『コミックビーム』編集総長もつとめた“O村”こと奥村勝彦さんが漫画界の歴史&激動の編集者人生を独自の視点で振り返る! とんでもねえ師匠!! あー。チャンピオン編集部配属初日に靴底で殴られた俺だが、これは後に分かったことだけど、壁村編集長にとって、これは非常に優しい行為であったようだ。 カラオケ屋のマラカス(痛くなかった)、南部鉄で出来た灰皿(これは無茶苦茶痛かった)、焼酎の角ビン(俺はやられなかったけど、実際の行為は目撃した)、彼は手近にある物体で殴ることが多かったのだ。 なぜか? 壁さんは俺が入社する少し前まで大病を患っており、非常に骨が脆く、誰かをブン殴った日にゃあ、自分の指が簡単に折れちゃったりするの。 そういやあ、朝方、よく「骨折れちまった」とかボヤいて自分で指のテーピングしてたなあ。殴った方が殴られた方より被害が大きいなんてワケがわからねえもん。 ま
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