世界的に有名な浮世絵師、葛飾北斎が大波の描写をマスターするまでに、30年近くかかったことを指摘するツイートが話題になっている。
江戸後期の浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)の肉筆画「隅田川両岸景色図巻(ずかん)」を購入する、と東京都墨田区が4日発表した。北斎壮年期の傑作とされながら、所在が100年以上不明だったという。 図巻は縦28・5センチ、横633・5センチで、北斎作品では最長という。両国橋付近からの隅田川上流や吉原の風俗が描写される。1805年の作で、今の墨田区生まれの北斎が知人に頼まれて描いたことが落款でわかる。 区によると、図巻は1902年にフランスの競売場で売却されて以降は不明となり、2008年に英国での競売に出された。その後、国内の画商が保有しているという情報を区がつかみ、この画商から購入することになった。区は建設中の「すみだ北斎美術館」の目玉作品を探していた。専門家は「画質が高くて保存状態が良い。北斎作品では世界で何本かの指に入る」と評価する。 購入費用は約1億4900万円。区が来年秋にも開館
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