27日は土用の丑(うし)の日。ウナギの稚魚が不漁でウナギの価格が高騰している。そこでウナギと並びビタミンB群が豊富な豚肉をかば焼きにしようと、神奈川県の関係団体が県産ブランドの豚肉「かながわ夢ポーク」のかば焼きを開発し、PRしている。 開発したのは、夢ポークの生産者や流通業者などでつくる「かながわ夢ポーク推進協議会」(海老名市、臼井欽一会長)。 協議会から依頼を受けた横浜市西区の居酒屋「ど根性ホルモン」のオーナーシェフ、椿直樹さんが、夢ポークのかば焼きの調理法を考案した。 協議会や県によると、夢ポークは、協議会が開発し、2004年から販売。豚にはサツマイモと茶の粉末を配合した独自の飼料を与えており、「臭みがなく、うまみがあるのが特徴」(臼井会長)という。現在は県内の認定農場10軒で年間2万2000頭を出荷、小売店などで販売されている。 夢ポークのかば焼きは11日、県庁でお披露目され