幻の奇書 『大衆食堂の研究 ――東京ジャンクライフ』 復刻HTML版 三一書房 1995年7月31日発行 大衆食の会+遠藤哲夫著 エンテツ52歳のデビュー作。出版元三一書房の経営労使紛争のため書店に出回らなくなった。かつ、その毒気と怪快な内容から「奇書」といわれた。つまり「幻の奇書」というわけなのだが。怒って送り返してきた人もいる。 (三一書房の労使紛争は和解解決、Amazonで購入できるようになった。よろしく~。06年2月1日追記) この書は「研究」とあるが「研究書」ではない。当時、清水みちこさんが始めた「大研究」にちなんで、「大」というほどじゃないからと、編集者が「研究」としたのだ。そもそも、おれは、どんな意味でも「研究家」でも「評論家」でも「作家」でもなく、そのように紹介されることはあるが、単なるフリーライターである。しかも当時の肩書は、20数年ぐらい使っていた「プランナー」であって
気どるな、力強くめしをくえ!「大衆食堂の詩人」といわれた、後期高齢ステージ4癌男、エンテツこと遠藤哲夫のブログ。 前のエントリーに書いた、おれの飲酒の半世紀と反省記である「酒飲みハンセイキ」の1回目、締め切りの24日に仕上げて送った。 調べて書いている最中からおもしろくて夢中になり、めったに出ない集中力、パンツ一丁でも寒さに気づかないほどの集中力で、風邪を引きそうになり、何年かぶりで風邪薬を飲むハメになった。 前にも書いたように、3回に分けての連載で、1回目は60年代70年代だが、いちおう現在まで流れを見通しながら書いた。これは『食品商業』の半年に1回、盆暮れの酒特集に掲載されるもので、販売のプロが読むものだから、単なる酒飲み回顧話や酒飲み自伝で終わるわけにはいかない。 忙しい商売の合間に読むおもしろおかしい飲酒物語でありながら、いまスーパーなどの酒売り場にある酒が、なぜそこにあるのかを、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く