ミャンマーのバガン遺跡。写真手前に家畜の牛が見える(2014年2月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/YE AUNG THU 【2月24日 AFP】かつての王朝の都で、ミャンマーで最も有名な遺跡群がある同国中部のバガン(Bagan)。しかし今後は、この地を訪れた観光客が神聖なパゴダ(仏塔)に登って眺望を楽しむことができなくなる。観光客の「不謹慎な行為」に対し、ミャンマー政府が政令を出したためだ。 2500以上の仏塔や寺院が林立する広大な平原に沈む夕日を眺めるため、毎日数百人の観光客や巡礼者がいにしえの建造物に登っていた。だが、これは来月1日から禁止される。 ミャンマー文化省によると、この処置は、多くの地元住民が聖地とみなしている建造物を保護し、またパゴダに登る人たちを危険にさらさないためだという。 同省が今月22日にフェイスブック(Facebook)で公式に発表した声明によると、警告したに
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