コカインおよそ2キロ、末端の価格にして4000万円相当を、子ども用の本に隠して成田空港から密輸したとして、都内に住む会社役員が逮捕・起訴されました。 逮捕・起訴されたのは、東京 練馬区の会社役員宮内春美被告(59)です。 税関や警察によりますと先月15日、コカインおよそ2キロ、末端の価格にして4000万円相当を、UAE=アラブ首長国連邦からエチオピア経由で成田空港に密輸したとして、麻薬取締法違反などの罪に問われています。 空港の手荷物検査で子ども向けの2冊の本を調べたところ、表紙や裏表紙が厚さ1センチほどに膨らんでいることがわかり、中からコカインが見つかったということです。 税関によりますと「ドバイのホテルで外国人からお土産だとして2冊の本が入ったリュックサックを手渡された」などと話しているということです。 税関と警察は、国際的な密輸組織が関わっている疑いもあるみて入手ルートを調べています