「朝はパン、お昼は麺類が多いかな。夜はお酒を飲むから、ごはんは食べないよ。」 健康診断の聞き取りなどで、珍しくないこんな答え。年々減少する米の消費に反比例し、増加する生活習慣病。 もちろん、三条市も例外ではありません。日本人が長い時間かけて築いてきた、優れた食習慣が崩れかけています。 心身を元気にしてくれるはずの食が、病気の原因にもなっている…。 このような現状を何とかしたいと、三条市は食育を進め、中でも次世代を担う子どもたちへの食育には力を入れています。 「子どもたちを変えることができれば、親になったときに三条市の食生活が変わり、市民の健康レベルは向上する!」 このような考えから、完全米飯給食を起点とした、食育に取り組んでいます。 [1] ご飯を中心とした「お膳のかたち」は、自然と栄養のバランスが整います。 [2] ご飯を主食にすると、和食のおかずの回数が増え、油や脂肪の摂りすぎを予防で