むかわ町立穂別博物館と北大総合博物館の小林快次准教授の研究グループは20日、むかわ町穂別の山中で行われている町内初の恐竜化石「ハドロサウルス科」の発掘現場から新たに胴体や後ろ足、歯など多数を発掘した、と発表した。小林准教授は「大型恐竜の全身骨格が残っている可能性が高い。ここまでは珍しく日本有数の恐竜標本だろう」と新種発見とともにさらなる期待が高まってきた。 発掘作業は2日からスタート。同大学生と同博物館学芸員らスタッフ10人ほどは、林道から12~13メートルの高さにある崖の地層(白亜紀後期の約7200万年前)を重機で削り手作業で化石の発掘を行ってきた。 現在、調査しているのは縦6メートル、横8メートル、深さ2メートルまで掘り下げた地層。これまで骨が13個並んだ尾骨が見つかっており、今回は後ろ足と胴体部分を掘り当てた。見つかった背骨と足の指はいずれも数十センチ、歯は数センチ。 胴体の化石
市立室蘭水族館(木村昭夫館長)でこのほど青色ニホンザリガニの繁殖に成功。同館によると、雄・雌の青色同士の繁殖成功は「国内初では」という。子どものザリガニ30匹も「体色が青くなる可能性も」と成長が注目されている。 青色ニホンザリガニは昨年9月29日、市内の沢地で雄・雌各1匹が発見された。同じ水槽で飼育し12月27日に交尾を確認。今年3月27日には産卵し、今月7日に誕生した。2週間ほど経過し体長6~7ミリに成長。脱皮した個体もあるが、体色は通常と同じ薄い赤茶色。現在、水槽内に同館裏の湧き水を引き込み飼育中だ。 体が青色になるのは、餌や遺伝が要因と考えられるがはっきりしていないという。飼育総括の坂口輝雄さんは「青色同士が親でも子が青色になるとは言えない。30匹のうち数%は青色になるのでは」と“2世誕生”に期待を寄せる。 一般展示は未定だが、「小、中学生の体験学習などで観察してもらえれば」とし
日糧製パン(札幌)はきょう1日から、室蘭カレーラーメンをモチーフにした新商品を販売する。甘さと辛さを効かせたカレーと細かく刻んだ麺をパンで包んでおり、室蘭カレーラーメンの会(小柳富資会長)が監修。ラブラブサンド「室蘭カレーラーメン」として店頭に並ぶ。 北海道の魅力あふれる素材やメニューを提案する「北海道グルメ便」の一環として販売される。焼きそばを挟んだ「焼きそばパン」に代表されるように、麺とパンの相性に注目。室蘭を挙げて取り組んでいるカレーラーメンにスポットを当てた。 室蘭カレーラーメンの特徴である甘辛さを重視。野菜・フルーツ系の甘みと香辛料を加えた。麺は食べやすいサイズに切っている。同会が監修しており、パッケージには同会のマスコットキャラクター「めんばる君」がプリントされている。同社は「味の大王さんをイメージして、甘さと辛さを強調して作りました」と話す。 きょう1日から販売スタート。
豊浦町のNPO法人自然体験学校(若林伸一理事長)主催の「プロレスラーに教わろう!プロレス体験」が14日、天然豊浦温泉しおさいで開かれ、子供たちがレスラーとの交流を通じて、暴力とプロレスの違いを学んだ。 プロレスは激しく危険な印象を受けるが、現役選手が厳しいトレーニングによってけがから身を守り、選手同士が強い信頼関係を持って臨んでいるスポーツとして理解を深め、思いやりについて考えてもらうのが目的。この日は約30人の小学生が参加した。 札幌を拠点に活動する団体「北都プロレス」(クレイン中條代表)で活躍するレスラー8人とともに、簡単なゲームで体験会がスタート。親ぼくを深めた後、子供たちはレスラーと一緒に部品を一つ一つ組み立てリングを設営した。 この後、基本的なトレーニング方法などを学んだほか、ブリッジをするレスラーの腹部に乗ったり、激しい打撃や投げ技など各レスラーの得意技を間近で見学し、子供
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