南中部沿岸地方ダナン市タインケー区に住むタイ・ビン・ゴさん(男性・35歳)は、ハイリスクのため漁民の誰もが首を横に振るウナギの生魚輸出ビジネスで成功し、漁業に同市の漁民らから「冒険家のゴ」と呼ばれている。 ゴさんはもともと海産物の卸売業を営んでおり、客から頻繁にウナギの問い合わせを受けて買い付けに回っていた。しかし、手に入るウナギは死んだものばかりで生きの良いきれいなウナギを求める客は買ってはくれなかった。 そこで、ゴさんは2016年初めに87億VND(約4285万円)の融資を受けて漁船を造船することにした。漁業経験が皆無のゴさんの行動に漁民は誰もが無謀だと思っていたが、ゴさんが躊躇することはなかった。 漁船が完成するまでの間、ゴさんは韓国の漁船に乗りウナギ漁を学んだ。ウナギ漁は以外にも餌を付けた仕掛けを深海に沈め1日~1週間後に引き上げる簡単なもので、船上で経験を積むほか、書籍やインター