夏休み、車で遠くまで出かけてシカを見かけた方もいるのではないでしょうか。北海道は今年から3年間を「エゾシカ緊急対策期間」として捕獲に乗り出しています。 本間壮惟記者:「シカが国道を横断しようとしています。シカの大群が国道を横断しています。車が少し減速しています。シカが走って国道を横断しました」。 先月21日の苫小牧市。片側2車線の広い道路を横断しているのは10頭のシカの群れです。別の時間には、シカが道路を渡ろうとしたため急ブレーキで車が停止。クラクションを鳴らされて横断するのを諦めたのかシカは歩道に戻っていきました。 道警によりますと、去年1年間に苫小牧市で起きたシカと車の事故は387件と、道内179市町村の中で最も多くなっています。 苫小牧市民:「僕は毎日運動して歩いているが、毎日行ったら必ず見かけるものすごい。かなりの数じゃないかなと思います」。 シカが増えているのは苫小牧だけではあり