本連載では、Oracleデータベースのパフォーマンス・チューニングの中から、特にSQLのチューニングに注目して、実践レベルの手法を解説する。読者はOracleデータベースのアーキテクチャを理解し、運用管理の実務経験を積んでいることが望ましい。対象とするバージョンは現状で広く使われているOracle9iの機能を基本とするが、Oracle 10gで有効な情報も随時紹介していく。(編集局) 連載目次 前回の「パフォーマンスを向上させるSQLの記述法」では、SQLの記述方法を統一することのメリットについて説明しました。SQLの処理ステップを理解し、記述方法を統一することがパフォーマンスへも大きく影響することが理解できたと思います。今回は、索引を使用したデータアクセス方法に絞って、索引を使用するためのSQLの記述方法や、索引を使用した検索時の注意点について説明します。 索引を使用できないケース 「索
世界最大の半導体メーカーであるIntelはPC用CPUで8割以上という圧倒的なシェアを獲得しており、Intelの技術の進化はCPUの進化と言っても過言ではない状況です。そんなCPUの直近10年間の進化を知るために、Intel CPUの性能を徹底的に数値で比較するとこうなります。 Then and Now: Almost 10 Years of Intel CPUs Compared - TechSpot http://www.techspot.com/article/1039-ten-years-intel-cpu-compared/ TechSpotは、直近10年間のIntel CPUの性能を徹底比較するために、2006年にリリースされた「Core 2 Duo E6600」から、第4世代Intel Coreプロセッサーの「Core i7-4790K」までの合計13種類のCPUを徹底的に比
In Visual Studio 2022 17.10 Preview 2, we’ve introduced some UX updates and usability improvements to the Connection Manager. With these updates we provide a more seamless experience when connecting to remote systems and/or debugging failed connections. Please install the latest Preview to try it out. Read on to learn what the Connection ...
Commit Charge まずこの辺に注目. ここの数字は「メモリ確保がメモリ不足で失敗するかどうか」に関係しています. 試しに VirtualAlloc で MEM_COMMIT を行うと Current が増加して,MEM_DECOMMIT すると減少します. Current が Limit を超えそうになるとメモリ不足で VirtualAlloc が失敗します. Limit の値はだいたい「搭載物理メモリ量」+「ページングファイルサイズ」 になっています. つまり Commit Charge Current はメモリ確保時の「メモリ不足」の定義のためにあるようなカウンタです.物理メモリの 7 割がファイルキャッシュに使われているような状況でも,Current が Limit を超えそうになるとメモリ不足と扱われます. Physical Memory 次に Physical Memo
東大喜連川研究室の早水さんが日本PostgreSQLユーザ会で話された「性能測定道」がとても勉強になった。 スライドとYouTube動画が公開されています。YouTube にはスライドには書かれていない話しも出てきて、説明も非常にわかりやすいです。こういうアカデミックで最先端の研究をされている方が情報発信されるのはとてもうれしい。 id:hayamiz さんのことは何年も前から認識していたが、喜連川研究室でデータベースの研究をされているというのは初めて知りました。 TOP | Yuto Hayamizu's web site も要チェックです。 性能測定道 事始め編 性能測定道 事始め編 from Yuto Hayamizu 性能測定道 実践編 性能測定道 実践編 from Yuto Hayamizu 「性能測定道 事始め編」で紹介されていた本を買ってみましたが、なかなか歯ごたえのありそう
第2回のテーマは、「データベースのパフォーマンス・チューニング」です。データベースに限らず、システム全般的に、長きに渡り管理者・設計者を悩ませてきた課題です。 ただ、パフォーマンス・チューニングというテーマは、既に数多くの書籍や記事等があると思います。本連載の趣旨は、“これまで十分にお伝えできていなかった「Oracle Database 10g」や「Oracle Database 11g」が持つ、優れた機能を現場で生かす”ですので、パフォーマンス・チューニングというテーマでも、こうした点に重点を置いた内容にしました。 今回は以下のような流れで、パフォーマンス・チューニングについてお話ししたいと思います。 (1)100件の事例から見た最近のパフォーマンス問題の傾向 (2)最大の課題をソフトウエアの力を活用して解決する (3)基本だが重要なチューニング項目 (4)高いレベルの課題に対応していく
Oracle社が提供するディスクIO性能ベンチマークツール「ORION」を用いて、Windows環境上でディスクのIO性能を測定する際の手順メモです。 「ORION」は、Oracle DatabaseのIO制御プログラムをベースにして作成されており、RDBMSの様々なワークロードパターンをシミュレートしてディスクIO性能を測定できる優れたベンチマークソフトです。Windows版・Linux版・Solaris版・AIX版・HP-UX版が提供されており、異なるプラットフォーム間でディスクIO性能を比較する用途でも利用できます。 動作確認環境Windows XP Professional SP3 Filesystem : NTFS 3.1 (5.1)Windows 7 Home Premium Edition SP1 (x64) Filesystem : NTFS 3.1 (5.1)Window
前回は「待ち行列の基本」というサブタイトルでしたが,今見ても情報処理技術者試験対策講座みたいですね. 今回のサブタイトルも似たようなものですが,内容は前回よりはもうちょっと実践的にしてみました. ■問題 ある機能の応答時間を測定したところ,平均値が500ミリ秒,90パーセンタイル値が350ミリ秒でした. どの様な性能問題が考えられるか説明できますか. 問題文は極端にシンプルですが,性能対策に関連するいろんな課題を隠しています. 少々解説が長くなりますが,レベルを順次上げながら説明していきます. 最も「性能問題らしい」部分は,レベル3(5番目)で出てきますが,それまで少し腰を据えて読んでいただければありがたいです. ■解説 前提レベル: 考える前提として「パーセンタイル値」を知っていますか? "90パーセンタイル"とは測定結果のうちの90%が合格になるラインのことです. 言い方を
Navigation Timingだからできる、Webアプリを俯瞰したパフォーマンス計測(1/3) 川田寛(ピクシブ株式会社) こんにちは、html5jパフォーマンス部、スタッフの川田です。5月8日ですが、私たちのコミュニティ主催で勉強会を開催することになりました!! そして、残念なお知らせです。募集した直後に、席が埋まってしまいました!せっかく、これだけ多くの方にパフォーマンスへ興味を持っていただいたのに、このままじゃもったいない! なので本記事では、この勉強会で語られない、別の切り口からパフォーマンスについて語ってみようかと思います。内容は、私が技術評論社「Software Design 2014年5〜7月号」にて連載しております、「Web標準技術で行う、Webアプリのパフォーマンス改善」で扱っているテーマの一部を、Web向けに書き直したものです。 Webアプリのパフォーマンス計測は簡
JavaScriptのコードスニペットのベンチマークをとれるjsPerf(http://jsperf.com/)というWebサービスを知って、 けっこう簡単で便利だったので紹介します。 ベンチマークというとプロファイラを使ったり、 計測したい処理の前後に*1Dateオブジェクト作って、差分をチェックしてゴニョゴニョする感じでした。 var start = new Date(); // 計測対象の処理 hoge(); var end = new Date(); var processTime = end - start; // start から end までのミリ秒を得る ただ、JavaScriptの場合、短いプログラムだと結果が不安定だったり、 ブラウザによって速度が左右されたりします。 そんな時に使えるのが「jsPerf」です。 このWebサービスは、計測したい処理が1秒間に何回実行でき
これまで、負荷テストの実行には専門知識と実行環境の準備に多くのコストが必要でした。社会からWebサービスの性能に関する不具合をゼロにするために、簡単、無料、圧倒的な負荷テストサービスを提供します。 ユーザビリティ サーバの応答速度は常に変化し、利用者の直帰率に大きく影響を与えます。サーバの応答速度を可視化し、日々計測することで、すみやかに問題個所を発見できます。 性能測定 サーバの性能不足により、せっかくの営業機会を失うサイトが多く存在します。サーバの性能を正しく把握することで、予測される負荷に応じたサーバの増強ができます。 負荷チェッカー/カレンダーを利用したテスト(ジョブ)の予約や、グラフィカルな結果画面を準備しており、初心者の方にも大変使いやすいサービス。インスタントテスト/URLを入力するだけで、すぐに負荷テストを行うことができます。シナリオテスト/ログインが必要なページや複数のペ
GNU Projectのgrep開発チームは2月17日、最新安定版「grep-2.17」をリリースした。パフォーマンスの向上が行われており、「10倍の高速化」が実現されているという。 grepはファイルから特定のパターンを検索するツールで、「global regular expression print」の略。正規表現による検索も可能で、多くのUNIX系システムで使われているほか、Windowsでも動作する。 grep 2.17は1月初めに公開されたバージョン2.16に続く安定版。7週間で8人の開発者より合計19のコミットがあったという。最大の特徴は性能。バッファモードの活用などにより、マルチバイト文字列に対し-iオプションを利用し、\または[が含まれていないパターンを検索する際の速度が10倍高速になったという。-iオプションを利用しない場合は、最大7倍程度の改善が可能だそうだ このほかg
Fusion-ioがオールフラッシュストレージアレイ「ION Accelerator」とハイブリッドストレージアレイ「ioControl Hybrid Storage」発表。エンタープライズ市場で本格的に戦う姿勢を示す 同社がこれまで提供してきたサーバサイドフラッシュ製品は、PCIe経由でサーバとフラッシュストレージを接続し従来のボトルネックを排除することで、これまでにない超高速なストレージを実現したものでした。 その高性能が評価されて同社の製品群はオンラインサービス系の企業を中心に大きな市場を作り上げましたが、ストレージアレイが普及するエンタープライズ市場へ十分に食い込めたとは言えない状況でした。 そのエンタープライズ市場では、ストレージアレイの大手ベンダであるEMCやNetAppが昨年、相次いでフラッシュストレージアレイ製品を発表。さらにIBM、Violin Memory、Pure S
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