新型コロナウイルスのワクチン接種で、鹿児島市の病院が、余ったワクチンを優先接種の対象となっている高齢者以外にも接種できないか打診したところ、鹿児島市に認められなかったことが分かりました。 また、先行して行われている医療従事者などへの接種では、余ったワクチンが廃棄されていたことも分かりました。 新型コロナウイルスのワクチンは現在、高齢者や医療従事者などが優先接種の対象となっています。 接種の際には、対象者が体調を崩し予約をキャンセルするなどして、ワクチンが余ることがありますが、鹿児島市の病院が、こうした余ったワクチンを対象者以外にも接種できないか電話で打診したところ、鹿児島市に認められなかったことが医療機関への取材で分かりました。 医療関係者によりますと、鹿児島市からは「接種券がない人は接種を受けた証明が難しいため、個人の判断で優先順位を変えないように」と伝えられたということです。 NHKの
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