[速報]Chromium版Microsoft Edgeがリリース候補に到達。2020年1月15日が正式リリース日と発表。Ignite 2019 マイクロソフトは、フロリダ州オーランドで開催中のイベント「Microsoft Ignite 2019」で、レンダリングエンジンにChromiumを搭載した新版のMicrosoft Edgeが2020年1月15日に正式リリースされる予定であることを発表しました。
マイクロソフトは、フロリダ州オーランドで開催中のイベント「Microsoft Ignite 2019」で、RPA(Robotic Process Automation)機能を搭載した自動化ツール「Power Automate」を発表しました。 RPAとは一般に、まるで人間がアプリケーションを操作するように、ソフトウェアのロボットがアプリケーションを操作することで、システム間の連携や操作の自動化などを実現する技術や手法のことです。 マニュアル操作を前提とし、外部システムと連係するためのAPIを持たないようなアプリケーションは、企業内で使われている業務アプリケーションには数多くあります。RPAを用いることで、そうしたアプリケーションでもソフトウェアで操作できるようになります。 さらに、RPAは人間の操作を記録し、再現させることで自動化を実現する機能を持つため、プログラミングの知識のない現場のス
フロリダ州オーランドで開催中のマイクロソフトのイベント「Microsoft Ignite 2019」が開催中です。 その基調講演において同社CEOのサティア・ナデラ氏は、大規模並列データ分析サービス「Azure Synapse Analytics」を発表しました。 同社は現在、大規模データウェアハウス向けのサービスとして「Azure SQL Data Warehouse」を提供していますが、「Azure Synapse」はそれをさらに発展させたもの。 データウェアハウス、ビッグデータ分析、データ統合などを1つのサービスとして統合し、事実上データ容量に上限がなく、ペタバイトクラスのデータでも高速に処理できる性能を提供します。 リレーショナルデータベースのような構造化されたデータおよび非構造化データのいずれにも対応し、SQLによって分析可能です。 そのために「Azure Synapse」では最
Windows 7のサポートは2020年1月14日に終了し、それ以降もセキュリティパッチの提供を受けるには、マイクロソフトとボリュームライセンス契約を結んだ企業のみが延長サポートを有償で購入できる、というのが、これまでのマイクロソフトの方針でした。 米マイクロソフトはこの方針を転換。ボリュームライセンス契約を結んでいるかどうかにかかわらず、あらゆる企業がWindows 7の延長サポートを購入できるようにすると発表しました。 「Announcing Paid Windows 7 Extended Security Updates」から引用します。 today we’re announcing the availability of paid Windows 7 Extended Security Updates (ESU) through January 2023 for businesse
[速報]オープンソースの「.NET 5」がすべての.NETを引き継ぐ。.NET Frameworkと.NET CoreとXamarinは「.NET 5」に。Microsoft Build 2019 現在、マイクロソフトが提供するおもなフレームワークは、Windows向けの「.NET Framework」、当初はおもにサーバアプリケーション向けとして登場したオープンソースの「.NET Core」、そしてモバイル向けの「Xamarin」の3つに大別できます。 マイクロソフトは米シアトルで開催中のイベント「Microsoft Build 2019」で、これらフレームワークの新たなロードマップを発表しました。 .NET Core 3はすでに.NET Framworkの多くの機能を組み込んでおり、その後継となる.NET 5はさらにXamarinやMonoの優れた点を取り込むことで、.NET 5はすべ
Google Cloud、複数のファイバケーブルで物理的な損傷によるネットワーク障害。米東1リージョンで Google Cloudの米東1リージョン(サウスカロライナ)で、太平洋標準時7月2日午前7時55分(日本時間7月2日午後11時55分)頃から断続的にネットワーク障害が発生。Google Cloud NetworkingとLoad Balancingに影響が出ています(Googleの報告1、報告2)。 報告によると、この障害の原因はファイバケーブルの物理的な破損にあるようです。 7月2日7時55分(太平洋標準時)における最初の報告で、米東1リージョンのすべてのゾーンにおいて外部との接続が失われたと説明されています。 The Cloud Networking service (Standard Tier) is experiencing external connectivity los
マイクロソフトとオラクルは戦略的提携の下で、両社が運営するクラウドであるMicrosoft AzureとOracle Cloudの緊密な相互接続を行うと発表しました(オラクルの発表、マイクロソフトの発表)。 この提携により両社のクラウドは高速なネットワークで相互接続されることになります。まずは本日よりOracle Cloudの北米リージョン(Ashburn)とAzureの米西リージョンが接続され、今後さらにほかのリージョンへの接続も行われる予定です。 下記はプレスリリースからの引用です。 Enterprises can now seamlessly connect Azure services, like Analytics and AI, to Oracle Cloud services, like Autonomous Database. By enabling customers t
Fastly CTOに聞く、同社がWebAssembly実行環境の「Lucet」をエッジコンピューティング環境として開発している理由とは? CDNプロバイダとして知られるFastlyは先月(4月1日)、WebAssemblyのコンパイラとランタイムで構成される「Lucet」をオープンソースで公開。同社のエッジコンピューティング環境として開発を進めていることを明らかにしました。 WebAssemblyが50マイクロ秒以下で起動する「Lucet」。コンパイラとランタイムをFastlyがオープンソースで公開 WebAssemblyは、Webブラウザ上でネイティブコードに近い実行速度で高速に実行できるバイナリフォーマットです。 FastlyはこれをCDNのエッジにあるサーバ上で動作するように移植し、しかも50マイクロ秒(1マイクロ秒は100万分の1秒)以下でWebAssemblyモジュールが起動し
[速報]次期Micrsoft Edgeに「Internet Explorer mode」搭載。企業向けにIE11のレンダリングも提供。Microsoft Build 2019 マイクロソフトは米シアトルで開催中のイベント「Microsoft Build 2019」で、次期Microsoft Edgeの企業向け新機能としてInternet Explorer 11と同じ機能をMicrosoft Edge内で提供する「Internet Explorer mode」の搭載を発表しました。 マイクロソフトは昨年12月に、WebブラウザであるMicrosoft Edgeのレンダリングエンジンをそれまで自社開発していたものからオープンソースで開発されているChromiumをベースにしたものへ切り替えると発表していました。 今回の発表は、その次期Microsoft Edgeの新機能の1つとして明らかにされ
Node.jsは半年ごとにバージョンアップが行われ、偶数バージョンがLong Term Support(LTS:長期サポート)対象となるため、今回のNode.js 12はLTS対象バージョンとなります。 LTS対象バージョンのサイクル LTS対象バージョンは、リリース後最初の半年を「Current」(最新版)、次の1年半を「Active」(有効)、そのあとの1年を「Maintenance」(保守)という3つの状態を持ちます。今回のNode.js 12もActiveなLTSになるのは半年後の予定です。 Node.js 12のおもな新機能 Node.js 12のおもな新機能としてはJavaScriptエンジンのV8が「V8 7.4」にアップグレードされ、JavaScriptのパースが高速に、Asyncのスタックトレースが可能に、引数のミスマッチ時のコールが高速になるなどの改善が行われています。
WebAssemblyをWebブラウザ以外の実行環境へ。システムインターフェイスへのアクセスを可能にする「WASI」の策定開始。Mozillaが呼びかけNode.jsらが賛同 Mozillaは、WebAssemblyにファイルやネットワーク、メモリなどのシステムリソースへ安全にアクセス可能にするAPIの標準仕様「WASI」(WebAssembly System Interface:動画では「ワズィ」と発音しているように聞こえます)の策定を開始したと発表しました。 WebAssemblyはもともと、Webブラウザ上でネイティブコード並の実行速度でアプリケーションを実行することを目的に策定されたバイナリフォーマットです。しかしFastlyの「Lucet」やCloudflareの「Cloudflare Workers」のように、WebAssemblyをポータブルなバイナリフォーマットとして、We
WebAssemblyが50マイクロ秒以下で起動する「Lucet」。コンパイラとランタイムをFastlyがオープンソースで公開 WebAssemblyとは、Webブラウザ上でネイティブコードに近い実行速度で高速に実行できるバイナリフォーマットです。 マイクロソフト、Google、Mozilla、AppleなどのWebブラウザベンダがW3CのWebAssembly Community Groupなどを通じて共同で開発に取り組んでおり、すでに主要ブラウザで実行環境が整っています。 Lucetは50マイクロ秒でWebAssemblyモジュールが起動 LucetはこのWebAssemblyをWebブラウザではなく、Fastlyのエッジクラウドで高速かつ安全に実行する目的で開発されたもの。 しかも50マイクロ秒(1マイクロ秒は100万分の1秒)以下でWebAssemblyモジュールが起動し、メモリオ
一般に「コンパイラ」と呼ばれるソフトウェアは、あるプログラミング言語で書かれたソースコードをコンパイルし、ターゲットとなるプラットフォームで実行可能なバイナリに変換する機能を備えています。 例えばCコンパイラならC言語をコンパイルし、FortranコンパイラならFortran言語をコンパイルして、ターゲットとなるOSやハードウェア、例えばx86用のLinuxや、あるいはメインフレームなどで実行可能なバイナリを生成するといった具合です。 「LLVM」はこうしたコンパイラを開発するための、基盤となるソフトウェアを開発するオープンソースプロジェクトといえます。LLVMは基本的にはClangと呼ばれるフロントエンドを用いてC/C++/Objective-Cなどをソースコードとして読み込み、LLVM IRと呼ばれる実行環境に依存しない中間表現を生成。そこからLinuxやWindows、FreeBSD
Unicode 12では4つの言語(script)、554種類の文字が追加されました。これによりUnicodeに収録されている言語は150、文字は13万7292種類になりました。 追加された文字には日本語の文字が7種類、小さな文字としての「ゐ」「ゑ」「を」「ヰ」「ヱ」「ヲ」「ン」が含まれています(通常の大きさの文字は以前からありました)。これらは古い文書を記述するために使われるとされています。 そのほか、現在のイラン南西部に存在したアケメネス朝で使われていたアラム語のElymaic文字。南インドのサンスクリット語、カンナダ語で使われていたNandinagari文字。ラオス、タイ、ベトナム、フランス、オーストラリア、カナダ、米国などで使われていた現代White Hmong語、Green Hmong語のNyiakeng Puachue Hmong文字。インド、ミャンマー、ブータンの現代Wanc
Rancher Labsは、Kubernetesの標準機能を保ちつつ徹底的にスリムダウンし、わずか40MBのシングルバイナリに納めたKubernetesの新しいディストリビューション「k3s」をオープンソースで公開しました。 k3sはシングルバイナリの中に、Kubernetesクラスタの実行に必要なものはすべて組み込んでいると、次のように紹介されています。 k3s is packaged as a single binary which is about 40 megabytes in size. Bundled in that single binary is everything needed to run Kubernetes, including the container runtime and any important host utilities like iptables
GitHub、作業中(WIP)のPull Requestを示す「Draft Pull Request」機能を発表 GitHubは、新機能「Draft Pull Request」を発表しました。Pull Requestを発行する際に、通常のPull Requestにするか、あるいはDraft Pull Requestにするかをドロップダウンメニューで選べるようになりました。 Draft Pull RequestはPull Requestをドラフトの状態として発行します。これは、このPull Requestがコードのレビューやマージまで到達しておらず、作業中(WIP:Work In Progress)であることを明示的に示したい場面で用いることを想定しています。 Draft Pull Requestとして発行されたPull Requestではマージボタンを押せなくなっており、不用意にコードがメ
Google、コンテナイメージへのビルドをより高速にする機能を「Cloud Build」に搭載。Kanikoを採用 Googleは、クラウドサービスとして提供しているビルドツール「Cloud Build」において、より高速にコンテナイメージをビルドできるツール「Kaniko」の提供を開始したことを明らかにしました。 Kanikoは昨年、Googleがオープンソースとして公開したコンテナイメージのビルドツールです。Dockerファイルをコンテナイメージをビルドする際には、通常はDockerデーモンへのアクセスが必要ですが、Dockerデーモンは実行にルート権限を必要とするため、ルート権限に簡単にアクセスできない環境、例えばKubernetesクラスタ内のDockerコンテナ環境などではコンテナイメージのビルドが難しいとされてきました。 Kanikoはこの課題を解決するビルドツールとして登場し
全米で最高の職業は「データサイエンティスト」。「DevOpsエンジニア」も6位に。米Glassdoor「The Best Jobs in America 2019」 米国におけるすべての職業について年収の中央値と満足度と求人数を総合的に見たとき、最高の職業は「データサイエンティスト」であると、米国の求人情報サイトGlassdoorが示しています。 米Glassdoorは、登録者が自分の給料を教える代わりに他の人の給料を教えてもらうといった仕組みで、企業別、ポジション別の給料や企業の評判などをまとめているソーシャル求人情報サイトです。 同社が公開した記事「The Best Jobs in America 2019」では、Glassdoorのサイトにポストされた数百万の仕事について、年収の中央値と満足度と求人数をスコア化し、それをもとにした職業のランキングが示されています。 全米で最高の職業は
スケーラブルな分散SQLエンジンとして大規模データに対して高速なクエリを実現する「Presto」は、2013年にFacebookが公開したオープンソースソフトウェアです。 現在でもFacebookをはじめTwitter、Uber、Netflix、ウォルマートなどがデータ分析などに利用しているとされています。 そのPrestoの開発者たちが、Prestoの開発を促進する団体「Presto Software Foundation」の設立を発表しました。 設立を発表するブログには、Presto Software Foundationの役割を次のように説明しています。 The Presto Software Foundation is dedicated to preserving the vision of high quality, performant and dependable soft
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