インターネットで購入したマスクを転売したとして、三重県津市の衣料品販売店と55歳の経営者の男が、国民生活安定緊急措置法違反の疑いで22日、書類送検されました。 マスクの転売を禁止するため、今年3月、政府が政令を改正して以降、国民生活安定緊急措置違反法容疑での摘発は全国で初めてです。 書類送検されたのは、津市の衣料品販売店と店の55歳の社長の男です。 三重県警によりますと、男はインターネットで購入したマスクを4月16日、経営する店を訪れた客に5枚770円で転売した、「国民生活安定緊急措置法違反」の疑いが持たれています。 男はインターネットで、マスク1000枚を1枚あたりおよそ80円で購入。店で5枚セットと10枚セットに小分けにして、仕入れ価格のおよそ2倍で販売していたということです。 調べに対し男(55)は「インターネットで購入したマスクを高い売値で販売したことに間違いない」と容疑を認めてい