コロナ禍でのテックカンファレンスの問題 昨年春からはじまったコロナ禍で、特に東京の IT 系イベントはオンライン化を余儀なくされた状態が現在まで続いています。オフラインとオンラインでは、イベントの空気感も楽しみ方も、もちろん運営ノウハウもまったく異なっていて、運営者/参加者ともに試行錯誤の中で色々手探りで試しているのが現状だと思います。 オンラインカンファレンスの協賛の意味とは コミュニティ主体のテックカンファレンスで特に問題に思えるのが、協賛社へのメリットをどう出していくかです。オンライン開催となり会場やブース準備などの問題は軽減されるとはいえ、オンラインになった分の配信機材の準備などが多く掛かるようになり、労力も経費も以前とさほど変わっていません。つまり従来通り多くの企業から協賛金を集めて、イベントを運用していくという大きな枠組みは依然変わらないわけです。 ところがオンラインイベントに