福岡県警久留米署が、けがをして保護されたフクロウをしばらく飼うことになった。 体長20センチ超で、国内に生息する「ホンドフクロウ」の雄とみられる。11月末に同県久留米市三潴町の路上にいたところを登校中の小学生が保護し、届け出た。車にぶつかった可能性が高く、福岡市で治療を受け、14日に署に戻ってきた。預かり先が見つかるまで、昼間は1階ロビーのケージの中で“生活”。年の瀬は署で迎えることになりそう。 署員が手を伸ばしても平気で、飼われていた可能性が高いという。来年は酉(とり)年。署員は「地域にフク(福)をもたらしてくれるかも」。 =2016/12/15付 西日本新聞朝刊=