ロジスティクスサッポログループ物流(東京都渋谷区)は13日、サントリーグループと共同で群馬県–岡山県間の輸送の一部でスイッチ輸送をする長距離ルートで往復輸送を始めたと発表した。 従来、群馬県–岡山県間の往路で、両社は輸送手段としてトラックをそれぞれ手配し、製品を輸送していた。復路の積み荷確保やドライバーの拘束時間短縮が課題となっていた。 そこで、両社は群馬県~岡山県間の往路でポッカサッポロの飲料や食品、復路でサントリーの飲料製品などを復路で運ぶ往復輸送のスキームを確立した。この輸送体系により、運行トラックを両社合計で年間150台減らし、CO2排出量を45トン削減できると見込んでいる。 上記の往復輸送に加え、往復路ともに埼玉県、静岡県、大阪府の3か所でリレー方式でスイッチ輸送する。同社は輸送の効率化を図り、ドライバーの長距離輸送に伴う拘束時間を短縮、労働負荷の低減に繋げたいとしている。 ■「