米シリコンバレー全域を網羅する高速無線ネットワークの導入に向け、同地域の企業や自治体などでつくるJoint Venture: Silicon Valley NetworkとIntelなどが協力して、プロジェクトへの入札を募ることになった。 プロジェクトはシリコンバレーの起業家精神をアピールする狙いで、1500平方マイルをカバーする無線ブロードバンドインフラの構築を目指す。新興ワイヤレス技術のチャンス拡大と無線対応ビジネスの開発促進を図るとともに、地元自治体の公衆安全サービスや公共サービスにも活用してもらう計画。 提案依頼書は無線データ技術のノウハウを持つIntelが作成に当たり、4月をめどに公表する意向。シリコンバレー地区の16市とサンマテオ郡で構成するSAMCATが提案依頼の主体となる。Intelはプロジェクトへの入札を行わないことで合意している。