館林システムセンター 新棟の外観。ハザードマップに従い、万が一洪水が起こった際にも水没する心配がない高床式建物となっている 富士通株式会社は11月20日、新たにオープンした「館林システムセンター新棟」をマスコミ向けに公開した。 館林システムセンターは、1995年、アウトソーシングビジネスを提供するための拠点として開設。現在ではデータセンターサービスを始め、SaaS/ASPサービス、各種業務を代行するBPOサービスなど、多岐にわたるアウトソーシングサービスの拠点となっている。 サービス事業を担当するサービスプロダクトビジネスグループ グループ長の石田一雄執行役員上席常務は、富士通のデータセンター事業を次のように説明する。 「富士通におけるサービス事業は、SIとインフラサービスなどを含み、2008年度売り上げの48%を占める1兆2000億円規模の事業となっている。そのうちデータセンターサービス