2013年07月22日23:07 カテゴリ法/政治 民主党は解党して出直せ 今回の参院選ではっきりしたのは、民主党が山本太郎のような泡沫候補にも勝てない泡沫政党に転落したということだ。その直接の責任は、党が公認しなかった候補を応援して分裂選挙にした菅直人氏にあるが、ぎりぎりまで公認調整もできなかった執行部にも責任がある。それなのに海江田代表も細野幹事長も続投というのでは、党の再建はおぼつかない。 もともと民主党は、鳩山兄弟や船田元氏などの「保守新党」構想に、社民党の残党が合流して1996年にできたもので、理念の上では保守を掲げながら、組織は労組に依存する中途半端な党だった。そこに自由党で行き詰まった小沢一郎氏が2003年に合流して集票組織はできたが、今度は小沢vs反小沢の党内抗争が始まり、また分裂してしまった。 いろいろな意味で、民主党政権は小沢氏がつくり、小沢氏がつぶしたようなものだ。自